あなたの身近に、すぐに人の短所を見つける人っていませんか?
イチイチ人の悪いところを指摘して、文句をつけてくる人って滅茶苦茶付き合い辛いんですよね。。
今回のテーマは「他人の短所ばかりする人の心理」についてです。
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他人の短所を気にする心理1:自信がない
他人の粗探しが好きな人は、自信のない人です。
自信がないからこそ、他人の短所を見て「こいつ、こんなこともできてないんじゃん、ダメじゃん、自分以下じゃん」と他人を見下します。
そうすることでしか、自分を肯定できないのです。
正確に言うなら、他人の粗探しが「好き」なのではなく、それをしないと自己否定感に押しつぶされそうになるから、他人の短所に目を向けるのです。
「あの人より私はまだマシだ」と思うことが目的の粗探し。そりゃイライラするわけですよね。。
他人の短所を気にする心理2:軸がない
他人の粗探しに精を出す人は、軸がありません。
買い物するにしても、安いものを買うと「粗悪品買いやがって」とぐちぐち言うし、高価なものを買うと「金の無駄」と糾弾するし、その中間だと「中途半端すぎる」とか責める。そんな理不尽なところがあります。
何をやっても、短所を探して文句を言うのです。
そりゃ、一つ選択をするにしてもメリットもあれば、デメリットもあるわけなんですが。そしてメリットデメリットを考慮した上で最大限大きなメリットが得られるような行動をみんな心掛けているのですが。。
この類の人にあるのは「メリット100:デメリット0」という悪魔のような思考。
下手したら、そんな選択肢があって採用しても「デメリットがなさすぎて胡散臭い」みたいな反応をします。
この類の人には「こんな行動を求めていた」「こんな結果がほしかった」など、ちゃんとした要求はありません。その場その場で、不快な気分の原因に適当に理由をつけて当り散らしているだけ。
今回喜んでくれたことだけど、次も喜んでくれるかはわからない気まぐれなところがあります。
結果が良くても、悪くても、そんなこととは関係ないんですよね。。どんな結果を持っていっても悪かったことはネチッこく言われる理由が明確にあるわけではないのです。すべては気分次第なんですよね。
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他人の短所を気にする心理1:ネガティブ
お察しの通りかもしれませんが、粗探しする人はネガティブ思考の持ち主です。
何を今更と思われるぐらい当然のことかもしれませんね。
人は、自分の見たいものしか見えない。そんな側面があります。
物事をポジティブに捉える人には、世の中はポジティブな現象で溢れていることでしょう。
同様に、世の中ロクなことねーな、と思っている人に入ってくる情報は、やはりネガティブです。
粗探しする人を取り巻く世界も、やはりネガティブな情報で溢れています。
自分の能力に対してもネガティブだし、自分の未来も悲観的な様子を思い描きます。それと同じように、他人に対してもネガティブな情報しか自然に入ってこなくなるんですよね。
これらはほぼ、無意識によって起こっていることです。ポジティブな人からすれば「なんでわざわざ悲観的な方向に目を向けるの?」と思うことかもしれませんが、もはや癖のようなレベルに達したこの視点は、本人にもどうしようもないものなのです。
世の中いいことだらけだ、と思っていても、悪いことだらけだ、と思っていても、あなたは正しい。
世の中の道理ってそんなものかもしれませんね。
他人の短所を気にする心理1:人間関係で優位に立ちたい
他人の粗探しをする人は、他人より優位に立ちたい気持ちが強いです。
優位に立って、人間関係を自分の思うように動かしたい。粗探しの癖は、そんな支配欲の強い人に多い傾向です。
他人に舐められたら困る、という見栄っ張りな側面もあります。
身分差別なんてなくても、人間関係のなかにカースト制度を勝手に作ってしまうけったいな生き物、それが人間。
カーストの上に自分を持っていくには、自分の能力を高めるか、周りを引きずり下ろすかのどちらかです。他人の粗探しばかりする人は後者を選択した人、というわけですね。
他人の粗探しばかりする人は、ある意味で人間としての本能に忠実なだけなのかもしれません。
まとめ
以上、他人の短所ばかり見る人の心理でした。
気になるものはありましたか?
もし、今のあなたが他人の短所ばかりに目がいってしまうのであれば、そこから脱却する手がかりになるかもしれません。よければ参考にしてみてね。
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