あなたの身の回りに「何でも自分のせいにする人」っていませんか?
それってあなたのせいじゃないよね?ってことでも「私のせいだ・・・」と勝手に自分を責める人ってどんな人なのでしょうか。
謙虚?穏やか?気が弱い?・・・いえいえ。もっと深く心に根差す意図があるかもしれません。
今回は「自分のせいにする人」の裏側にある性格を、人間観察の結果から分析してみました。ゆっくりしていってね。
- 自分のせいにする人の特徴その1:悲劇のヒロイン的構ってちゃん
- 自分のせいにする人の特徴その2:他人から責められるのが嫌い
- 自分のせいにする人の特徴その3:面倒くさがりや
- 自分のせいにする人の特徴その4:反省の仕方がわからない人
- 自分のせいにする人の特徴・性格まとめ
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自分のせいにする人の特徴その1:悲劇のヒロイン的構ってちゃん
自分のせいにする人は決して責任を取りたいわけではありません。自分を責めている状態から脱するために、誰かに励ましてもらいたいと考えています。所謂かまってちゃんです。お察しの通り全部励ましてもらうための演出です。
責任感の強さと「自分のせいにする」と考えることはどこかで繋がっているものだと思われますが、このタイプの人には、「責任をとる」という概念はありません。
表向きは、反省しきって落ち込んだ態度を晒しますが、心の奥底では自分が悪いとは思っていませんからね。
故に、「じゃあ解決策は?」などと聞こうものなら「ひどい!こんなに落ち込んでるのにまだ何かさせる気?!」みたいな態度を取って威嚇してきます。
「違うんや。起こったことに対して再発を防止せなあかんから、具体的なことやらなあかんのや」と説明しても「私が悪いんです、私が。。」と更に陰鬱オーラを漂わしてくるか、「傷口に塩を塗るようなこと聞くのやめてもらえますか?!」という反発に出るかのどっちかです。解決する気ないですね。
承認欲求が歪んだ結果、落ち込むことが励まされる手段になってしまっているんですよね。そういう人ってわりと嬉々として落ち込みます。悲劇のヒロイン気質ってやつです。
自分のせいにする人の特徴その2:他人から責められるのが嫌い
自分のせいにする人は、他人から責められることが嫌いです。
例えば、提出した書類が間違っていたとして「この書類修正しといてね~」というやり取りをしたとします。修正を依頼する側としては、単に正しい書類がほしいだけ。軽い依頼だったつもりです。
でも受けてが自分のせいにする人の場合、すんなりとはいきません。
「ごごごごごごめんなさい!本当にすいませんでした!なんでこんな書類書いたんだろう私、一回死んだほうがいいですね、本当にお手間取らせて(ry」
次から気をつけてねと念を押そうものならこんな感じの謝罪の羅列とガチ落ち込みな態度がセットで付いてきます。お得ですね(白目)
自分を責める人は、防衛本能の強い人です。人から責められることをひどく気にします。
ゆえに他人から叱責される前に、自分で自分を責めることで阻止してしまおうという安直な発想が「自分を責める」という行動に移るわけです。
このタイプは落ち込んでいる態度を見せるために自分を責めるので、反省しているわけではありません。「こいつもこんなに反省してるんだったら・・・」と説教や指導を有耶無耶にさせるための戦略でしかありません。
反省しているわりに同じことやらかすよなお前??って思う人がいればこのタイプを疑ってください。
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自分のせいにする人の特徴その3:面倒くさがりや
自分のせいにする人は面倒くさがりやです。
様々な理由で起こるトラブルや諍いを「もう私のせいでいいよ・・・」と簡単に結論付けて終わらせようとします。なんだ、ただのマゾか。
このタイプは見た目は穏やかな性格に見えます。波風立つのを嫌い、謙虚なほど人をフォローし、優しいと他人から評されることもあります。
ただ、その根っこにあるのは「面倒事をとにかく回避したい」という方針。
面倒を背負うぐらいなら、他人のミスを勝手にフォローする。
ケンカになるぐらいなら、不満を押し込み、黙ることを選ぶ。
他人に任せてミスが出たら面倒だから、自分で全部やってしまう。などなど。
このタイプは、事を荒立てるような要素に気が付いていながら、問題提起を一切しない傾向にあります。ある意味究極のジコチューというやつです。
このタイプは責任感はありますが、解決する気はありません。
解決するための労力と、自分の責任にする労力を比較し、軽いほうに傾いているだけ。自分のせいにしたら何でも解決すると思っている愚かな人です。
自分のせいにする人の特徴その4:反省の仕方がわからない人
自分のせいにすることと、反省することをごっちゃにしている人もいます。
「自分のせいだ・・・」と自分を責めることで反省した気になっている人ですね。思い浮かぶ人はいるでしょうか。
反省することは単なる振り返りです。それ以上でもそれ以下でもなく、落ち込んだり自分を責めたりすることではありません。
でもこの国の教育では「反省しなさい」と言う言葉は必ず悪いことをしたときに言われました。故に反省することを「悪いことを思い返して、自分を責めること」と思い違いをする人って多いんですよね。
本来は反省することはいいことが起きたときにもするものなんですが、こればっかりは教育が悪いわな。。
何はともあれ、「自分を責めてほしい」とか「落ち込んで欲しい」とか、思っているわけではないということに気付いていません。「再発防止への具体的な手段を考える」ことにも繋げられません。故に同じ事を何回も繰り返すことがあります。
「反省してるのに・・・」じゃねーよ。できてないんだよ。
自分のせいにする人の特徴・性格まとめ
以上、自分のせいにする人の性格傾向でした。
まとめるとこんな感じです。
- 励まして欲しい構ってちゃん
- 悲劇のヒロイン
- 責任は取りたくない
- 再発防止の具体的な対策がわからない
- 他人から責められるのが無理
- 謝罪+落ち込みのセット
- 落ち込んでいる態度を見せたいだけ
- 防衛本能強めの策士
- 面倒くさがりや
- マゾ
- 反省の仕方がわからない
なんだこのきもいラインナップは
めんどくさいよ、付き合ってらんないよ。励ましてほしいがために落ち込むとか、善良な市民を巻き込むなよ。。わかってくれ、自分のせいにする勢のみなさんよ。。
自分を励ますぐらい自力でやれよ。自分のことぐらい、自分で満たせるようになってくれ。。話はそれからだ。
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