あなたの周りに、ちょっとした注意ですぐに落ち込んでしまう人っていませんか？
どんな拍子に落ち込むかわからない、繊細すぎる性格の人は扱うことに苦労しますよね。今回は「すぐに落ち込む人の性格傾向」についてまとめてみました。
なんでこいつこんなに落ち込みやすいの？？と疑問を抱く人の参考になれば幸いです。
- すぐ落ち込む人の特徴その１：悲観的な自分が好き
- すぐ落ち込む人の特徴その２：考えすぎる
- すぐ落ち込む人の特徴その３：気持ちの切り替えができない
- すぐ落ち込む人の特徴その４：暇
- すぐ落ち込む人の特徴まとめ
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すぐ落ち込む人の特徴その１：悲観的な自分が好き
すぐに落ち込む人は、悲観的です。
起こったことに対してネガティブな側面をクローズアップして勝手に落ち込むという仕様ができあがっています。そして、厄介なのが当人が落ち込む自分が好きだという点。
「くよくよする自分が嫌」「落ち込んでしまう自分をなんとかしなきゃいけない」みたいなことを口で言いながらも、内心は「落ち込んでいる私、イイネ！！！」なのです。おいおいお前まじか。
もっと正確に言うなら、落ち込んでいるという状態に対して意義を見出しているということですね。「よかった、悪いことがあったけど、今回もちゃんと落ち込めた」みたいな安堵すら感じるようです。
このタイプは「反省すること」と「落ち込むこと」をイコールと考えています。本来は「反省すること」には感情が介入することはありません。過去の自分を振り返って終了。これが反省というやつです。
それを「反省するためには落ち込むことが必要」と解釈するのが、すぐに落ち込む人の特徴。
仕事でミスをしたら落ち込む、という人が「すぐに落ち込む自分をなんとかしたい」と言い出したなら、「落ち込む原因であるミスをなくしたい」ということと同意であって、「ミスを出しても感情に振り回されることがないようにしたい」ということではありません。感情に振り回されること自体は正しいことだと思っています。
「ミス→落ち込む」という流れを前提に考えているので、ミスしてもあっけらかんとしている人に対して逆に反感を抱くのもこのタイプです。
すぐ落ち込む人の特徴その２：考えすぎる
すぐ落ち込む人は考えすぎる傾向があります。
実際人から「考えすぎ」と評されていたりもするので、自覚もあります。考えていないよりはいいだろうという考え方なのか、本人はこの「考えすぎるくせ」をそれほど嫌っていません。逆に好きな人もいるぐらいです。
故にこのタイプの人は何が起こっても同じ事を繰り返し、その都度他人から「考えすぎ」とツッコまれます。
考えすぎといえば聞こえはいいのかもしれませんが、このタイプの人は単に行動に繋げる力が欠けています。
だから自分がミスを犯したときに「あのときああしておけば違ったかな。このときこれを選んでいれば何かが変わったかな」みたいに多彩な角度から過去を顧みることはできても、具体的な対策を行動に移すことはしないんですよね。
いろんな角度から後悔して終了！みたいな感じ。
行動に移すために考えているわけでもなく、後悔するための振り返り。行動に繋げる力ももちろんですが、行動に移すという発想が不足している「後悔大好き人間」がこのタイプです。
すぐ落ち込む人の特徴その３：気持ちの切り替えができない
すぐ落ち込む人は単に切り替えるができない人です。
このタイプの特徴は、心底どうでもいいことをずーっと根に持ってしまうこと。「え！それまだ引きずってたん？！」と思うようなことが日常茶飯事に起こります。
このタイプの人に欠けているのは「感情をコントロールする能力」。マイナスの感情をコントロールしようとする意志はなく「感情はなるようにしかならない」という感情に振り回されるつもり満々のスタンスです。
落ち込んだときに自ら立ち直ろうとするのではなく、時間が感情を風化させるのを待つ感じですね。切り替えるのではなく、消滅するのを待つわけですから、当然回復には時間がかかります。さらに小さなことであってもそれを振り切ることができません。
面倒なことに、ご本人はそれを「仕方ないこと」と捉えています。感情の起伏自体が激しい傾向にあるので、周囲を振り回すこともしばしばなのがこのタイプです。関係者の皆様お疲れ様です。
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すぐ落ち込む人の特徴その４：暇
すぐ落ち込む人は、暇な人です。
元の子もない言い方になりますが、他にやることがないからこそ、落ち込むのです。
このタイプの人にないのは「やるべきこと」。時間が無限にあると感じるならば、そりゃネガティブな感情にも囚われやすくなりますよね。忙しいと常にいろんな予定が目白押しな分「落ち込んでる暇なんかねえ！！」と思うものです。
目標も、ノルマも、好きなこともなく、漠然と生きているタイプにありがちな傾向です。このタイプは落ち込むことでしかエネルギーを消費できないのです。
すぐ落ち込む人の特徴まとめ
すぐ落ち込む人の特徴をまとめるとこんな感じです。
- 落ち込むことと反省を一緒くたにしている
- ネガティブな自分が好き
- 考えすぎる
- 後悔したがり
- 行動につなげられない
- 切り替えができない
- 感情に振り回されやすい
- 暇
すぐ落ち込む人は、一見その性格を毛嫌いしているように見えます。明け透けに嫌いだと言う人もいます。けれど、心の奥底ではそんな自分を肯定しています。
落ち込むこと自体に意義があると信じ、落ち込むことが正しいことだと思い込んでいます。
自己否定を肯定するからこそ、毎度同じことを習慣として繰り返します。こういう人たちにその考え方を改めさせようとすることは多大な労力を費やすことになるでしょう。
面倒なので、その性格を叩きなおしてやるぜ！的なことはしないことをオススメします。話し合う機会があるならば、過去にあった出来事ではなく、これからどうしていくかという未来のことを具体的な方向にもっていくことをオススメします。
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