クリスマス関連記事と、年末用の記事、さらに新年用の記事をどたばたと更新していたせいで「このブログってなんのブログだっけか??」状態な管理人です。ごきげんよう。あと数記事イベント用記事を書いていたら本気で簿記の解説を忘却しそうだったのでいい加減、自分の本分を思い出すことを目標に通常運転を開始します(リハビリ)
固定資産の減価償却方法、直接法と間接法の違いってなんだっけ?
今回解説するのは「固定資産の減価償却の仕訳」について。前回は直接法の場合を解説したので、今回は間接法。
「直接法」と「間接法」の違いはなんだったか説明すると。
「直接法」は減価償却を備品や建物といった固定資産そのものからマイナスする方法。
「間接法」は固定資産から直接マイナスせずに「減価償却累計額」という勘定科目を別に用意して計上していく方法。
使う勘定科目が違うだけで、減価償却の計算方法は同じだから、仕訳を通して「直接法と間接法の違い」を抑えながらやっていこう!
減価償却の計算~直接法・間接法共通~
【問】期首に購入した車両運搬具(取得原価100,000円・残存金額10%・耐用年数9年)を5/31に90,000で売却し、代金を小切手で受け取った。この場合の仕訳を行いなさい。尚決算日は12/31、間接法を採用する。
前回と同じ問題を使いまわしているだけなので、細かい解説は割愛。
固定資産~固定資産売却したときの減価償却の計算方法【直接法】~ - 鳥頭奮闘記
不明点あればこちらから!
一年丸ごと保有していたt場合の減価償却の計算としてはこんな感じ。
ただし、今回は日割りの計算が入るため考慮。
保有期間は6ヶ月のため、一年の半分減価償却すればおk。
つまり
10,000÷2=5,000
これが今回減価償却する合計額、というわけだな。
間接法を用いた仕訳
さて。計算するべきところは終了し、情報がすべて出揃いました。
あらためてポイントを解説すると、間接法は「減価償却累計額」という勘定科目で資産をマイナスする。これが唯一といってもいい抑えるべきポイント。
上記で計算した5,000円は「備品減価償却累計額」として計上する。
さらに備品は取得原価のまま仕訳を行う。
直接法はいきなり減価償却分を固定資産からマイナスにしてからのスタートだったからちょっとシンプルだね。
次
前