「簿記2級」「勉強方法」「半年」とかでググッたら、簿記の勉強方法なんか山のように出てくる。
簿記合格に際して「こんな風にやったらいいよ」というやり方は他のサイトでも紹介されている。当ブログでも今更ながら取り上げていこうというお話。
まず管理人の主張は「基礎からやれ」である。
他のサイトで紹介されているような「実践問題だけ解いていきなはれ、3ヶ月で合格できるわ!」みたいな魅力的な提案はない。なぜなら鳥頭だから(思考停止)。自分の要領も理解力もちゃんと理解しているのが管理人の微々りすぎるいいところの一つなんですよ。
このブログの趣旨として「鳥頭でも全く知識がなくても壊滅的にあんぽんたんでも合格できる」ことを第一にあげているので残念ながら甘いことはいえません。実際「3ヶ月で簿記2級合格した」って言ってる人に話を聞いてみると実務経験があったり、事前に知識があったりするので趣旨からはそもそも外れた話になるもんな。
ということで管理人が送る、簿記を基礎からはじめるべき3つの理由紹介していくべ。
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やる気が続く
たとえば、中学1年の英語の授業。
「これやっとけば高校入試大丈夫だから!」という一言と共に、高校受験の過去問に出題されている英語の長文問題渡されて「はいわかりました」といえる人間がどれだけいるのだろう。
「え、ちょ、無理」ってなるだろうし、諦めて問題読んでいこうとするも10分ぐらいで夢の中彷徨い始める自信がある。「英語なんかなくても生きていけるし」という結論に達してしまえばそれ以上進める気もなくなってしまうんじゃないか。
「半年」という期間は簿記を合格するには短いスパンだと思うけど、何かに打ち込むには長い期間だ。半年で合格するというのは、半年間がんばり続けるということでもある。
そのときそのときに自分に対して「適切な課題」というのが必要であり、それができるのが「基礎から学ぶ」という手段だ。
勘違いを防げる
点数を落とす理由はいろいろある。ケアレスミス、計算ミス、問題読み間違いなんかのミスから、時間切れだとかそれはもういろんなパターンがある。
そんな中一定数あるのが「こうだと思っていた」という認識違いから生まれる間違い。問題をいきなり解き始めて、解説を読んで、理解したつもりになっていた、みたいな間違いね。
これの痛いところは、難易度の低い問題でも生じることだ。
たとえば仕入の問題。運賃を仕入に含めるか含めないかは、とあるキーワードがあるかないかを確認する必要があった。
これがいきなり過去問の解説文の中に書いているかはその解説の作者さんによりけりなところがある。でも試験受けてから「そんなんしらんわからん」というのは自己責任。
シビアな数字の稼ぎあいだからこそ、穴が開きそうな点は埋めておくべき。
応用が利く
全く知識がない状態から合格までの速度を求めるとすると、一番削らなければいけない時間は、簿記2級の商業簿記のテキストを使用する時間だ。
簿記3級の応用だったり、ルールの追加だったりと問題自体は難しくはなるけど、考え方自体は簿記3級となんら変わりない。ここから過去問まで加速しなきゃいけないということを考慮すると、「まったくもって意味がわかんない」という状態に後半戦でなることは致命的。
ましてや簿記2級は、試験ごとに難易度が大きく変わる。最終的に運だとも言われてしまう程度にはジェットコースターみたいな合格率を叩きだす資格でもある。なんなんだろうね、合格率10~50%って。
ここを運に頼らず、実力で合格しようと思うなら、特定の問題だけ解けるようになって問題パターンは理解できました、という状態ではなく、簿記というものの考え方が一通り理解できています、という状態で挑むべきだと考える。そのために基礎学習というのが不可欠だ。
以上が、基礎から簿記をはじめるべき理由3つ。
正直、当たり前のことしか言ってない。魅力的な提案もなくて申し訳ない。
簿記2級は需要が一律にあり、さらに合格率平均3割と比較的取得しやすい資格だ。かといって「簡単なら勉強しなくてもいいよね」というスイーツ(笑)脳では合格できる資格ではないと思うし、多少要領が悪いならそれをカバーするのは当たり前なこと。
何がいいたいかというと、誰でも取れる資格だけどあんまりなめてかかんなよ、ということ。
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