不意に耳に入ってきた曲で涙したことはありますか?
歌の力ってやつはすごいと最近思う鳥頭です。
今回は自分なりに選んだ「泣ける曲」を特集しました。
先に断っておきますが、鳥頭は涙もろい方ではないです。むしろイチイチ泣ける人ってすげーなと思う、傍目からみて冷徹なタイプの人間です。
その鳥頭すら泣いた曲ということで、ちょっとハードルは高めです。目から鳥頭が出てくる可能性も加味して、バスタオル準備の上閲覧くだしあ(自らの首を嬉々として絞めにいくタイプ)
- ついついがんばりすぎてしまう人に捧げる曲
- 考えさせられる、病気の少年を描いた曲
- 事故で娘を亡くしたお母さんの曲
- 孤独な猫が、自分の使命を果たす曲
- 描いた理想にまっすぐに生きる力をくれる曲
- 別れと、言えなかった言葉と。多くの人に響いた名曲
- 漠然と生きるのが辛い、その上辛い理由が分からない。そんな人に聞いてほしい曲
- おばあちゃんの深い愛情を描いた曲
- 別れに響く曲
- ほんの少しだけうまくいきそう、そんな希望を与えてくれる曲
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ついついがんばりすぎてしまう人に捧げる曲
雪柳 (Micro)
ちょっと背伸びをしすぎてしまいがちな人に聞いてほしい曲です。
「がんばらなくてもいいんだよ ありのままの君でいるなら」
歌いだしに出てくるストレートなメッセージに、大学のPCルームでべそべそなっちゃってたのが鳥頭です。もはや公害である(ゲンドウポーズ)。
ちょっと頑張りすぎてたんだなーと自覚させてくれた曲であり、自分を大切にすることを教えてくれる曲だと思います。
考えさせられる、病気の少年を描いた曲
おにいちゃんはずるい(小西達也)
シンガーソングライター小西達也さん作曲の歌です。
小西達也さんは、先天性骨形成不全症と言われる病気で車椅子生活をおくっておられる方です。回数すら曖昧なぐらい何度も骨折をし、入退院を繰り返す幼少期を送ったそうです。
シンガーソングライター 小西達也←小西さんの公式サイト
そん小西さんだからこそ書けたであろう一曲。「おにいちゃんはずるい」。同じ病室の5歳の男の子との交流を書いた作品です。
「おにいちゃん、治ってええな。ぼく三回手術せなあかんのや」
実際交わされたであろうこの会話。心のどこかにやるせなさが溜まります。
今、自分が何も思わず享受しているこの体、そして健康。それが喉から手が出るほどほしい人がたくさんいることを思い出させてくれる曲です。
事故で娘を亡くしたお母さんの曲
残されたランドセル(小西達也)
「おにいちゃんはずるい」の小西さんよりもう一曲。「残されたランドセル」。
実際にあった悲しい事故を歌詞にした一曲です。公園の遊具の下敷きになって亡くなった女の子、そのお母さんと小西さんがつくった曲だそうです。
「いつでもいつまでも、ただいまって帰ってきそうな気がしている」
聞いていて心が痛くなる曲です。こんなん泣くに決まってるって。いや、単に泣くとかじゃなくて、泣きじゃくったがな。涙もろくないとか関係ないがな。
めちゃくちゃやるせなくて、悲しい曲ですが、たくさんの人に知ってほしい曲です。
書籍もあるみたいですね。
孤独な猫が、自分の使命を果たす曲
k(BUMP OF CHIKIN)
http://j-lyric.net/artist/a000673/l00260e.html
「k」バンプの中でも名曲だと思います。 自分の使命を全うする黒猫のお話。これも言葉はいらない、とにかく聴いてくれ。
カラオケで歌ったら一緒に来てた友達が号泣したのを思い出す(苦笑)。
描いた理想にまっすぐに生きる力をくれる曲
harmonized finale(UNISON SQUARE GADEN)
http://j-lyric.net/artist/a04e406/l02fe77.html
これもメジャーな曲かもしれませんね。「桜のあと」や「オリオンをなぞる」なんかの名曲を発信するユニゾンの曲です。
「そんなに自慢できることじゃないけど 今日もそれなりに少しずつ歩いてる」
強くもなく、弱くもなく、特別でもない。そんな凡人のための曲だと思います。結局、誰が見てなくても進み続けるしかないし、自分なりの理想に向かうしかない。
そんな一種のあきらめを含みつつ、それでも前を向ける曲です。
別れと、言えなかった言葉と。多くの人に響いた名曲
桜(コブクロ)
http://j-lyric.net/artist/a000656/l008ca3.html
言わずも知れた春の曲。
「桜の花びら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ」
子供の頃より知っている言葉はずっと多いのに、大切な人に何一つ伝えられていない気がする。大人とは、伝えられなかった歴史を積み重ねてきた者をいうのかな、とぼんやり思います。
人ぞれぞれ思い出す光景は別なのでしょうけど、多くの人たちの心を揺さぶった曲だと思います。
漠然と生きるのが辛い、その上辛い理由が分からない。そんな人に聞いてほしい曲
人間ってそんなものね(KOKIA)
http://j-lyric.net/artist/a00af13/l010666.html
歌詞を見るだけじゃなくて、実際聴いてほしい曲です。歌声も歌詞もすごく優しさを感じます。
「完璧な理想になりたかったの?誰かを真似てただけでしょう」
優しい印象そのままに、心のどこかに刺さる力を持った歌詞です。なぜか何をしても生きづらさが消えない、漠然と辛いんだけど、何が辛いのかわからない。そんな人に気付きを与える曲だと思います。
おばあちゃんの深い愛情を描いた曲
http://j-lyric.net/artist/a0453d8/l01e8cb.html←歌詞サイトはこちらから
数年前大ヒットした「トイレの神様」。この曲名で泣くとは思わんかったぜよ。。
おばあちゃんと孫っていいですよね。どこまでも優しく、愛情深くて。
別れに響く曲
マタアイマショウ(SEAMO)
http://j-lyric.net/artist/a033bdd/l008eff.html←歌詞サイトはこちらから
卒業ソングの中からピックアップ。もう会えないことはわかっているけれど「マタアイマショウ」と背を向ける。
あれだけ卒業を惜しんだのにも関わらず、卒業後も交流のある人って本当に一握りなんですよね。人との縁は儚いもの。ほとんどの人はどこかで道を違えてしまうからこそ、出会いって大事なんですよね。
ほんの少しだけうまくいきそう、そんな希望を与えてくれる曲
迷子の僕に(KEI)
http://j-lyric.net/artist/a057af2/l02d4c7.html
ハヤシケイさんの曲です。鳥頭が泣いた唯一のボカロ曲。
「Hello Worker」や「Run」なんかも好きです。どれも心に響きます。個人的にボカロ音声がちょっと苦手なので、しゃむおんさんの歌をリンクさせていただきました。
どれだけ生きていても、嫌いなものは嫌いなままで、怖いものは怖い。でも生きていく。その姿勢を描いた歌です。
「克服」しないところがハヤシケイさんらしいな、と思います。何も変わっていない、これからも自分にとって厳しい現実をたくさん迎えることになるだろうこともわかっている。けれど、今はほんの少しだけ、前に進める気がする。
そんな小さな希望を感じます。等身大の、自分のための歌ですね。
※泣けたら順次更新するかも!
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