前回、「手形」には2種類あることと、
そのうちのひとつ、「約束手形」について解説したはず(忘)
というわけで今回はもう一方の為替手形について解説していく。
為替手形は三者間の取引に際して用いられる。
具体的なパターンとして。
まず俺氏が八百屋さんから仕入を行ったとする。そして支払いを「後で払うわ〜」っとやったとする。
八百屋さんも仕入を行う。仕入先は魚屋さん。そして支払いを「後で払うわ〜」とやったとする。
本来ならば、
俺氏は八百屋さんに
八百屋さんは魚屋さんに
支払いをしないといけないところ。
ただこれは八百屋さんがめんどくさい。
っていうか、俺氏さんが魚屋さんに支払ってくれたらいいだけの話じゃね?
ってことで、俺氏に魚屋さんに支払っておいてーっと八百屋さんが依頼するのに手形を振り出す。
ここで振り出される手形を為替手形と呼ぶ。
役割に応じて
俺氏(為替手形を支払手形として受け取る立場):名宛人
八百屋さん(為替手形の提案者):振出人
魚屋さん(支払いを待ってる人):指図人
という呼び名がある。
ちなみに管理人は「名宛人」と「指図人」を逆に覚えてしまって終盤大混乱を
起こしたタイプなので、ここの解説はとてもびくびくしながらお送りしてたり。