簿記に限らず試験に向けての勉強は、自分のやる気との戦いのようなところがある。どれだけ粘れるか、どれだけめげずに続けられるかが結果に直結する。
しかし、わかっていてもやる気なんか限りあるものだ。「んな簡単にいってくれるな」ってのが全国の受験生の皆々様の本音だと思う。管理人も学生時代はアンチ勉強頑張れ派閥。そんな頑張れ頑張れ言うんならおめえやってみろやい!!とそこかしこにケンカをふっかけていくガラの悪いガキだった。
それでも成績は良くはないけど悪くもない。
一応中学では上位の4分の1に常に入っていたし、高校も地元では一番の進学高へ通った。大学は希望の進路でなかったものの、関西では名の知れた大学へいって成績優秀者とかとってたあたり、勉強はできなくもない。鳥頭だけど。
集中力は効かないし、やる気なんかもコントロール不能な鳥頭だったけど、勉強に関してはモチベーションに頼らないスタイルを確立したおかげで「素行のわりにはできるヤツ」という評価を頂くレベルにはあった。(逆に言えば成績以上に私生活がアホという評価もされたがな!)
今回は鳥頭な管理人がぷれぜんつ。やる気ないときに試して欲しい勉強の進め方を紹介するよ!!簿記に限らず使えるようにしているから、よければ定期テストの際にも使ってみてね!
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試して欲しいことその1:勉強して理解した内容をノートにまとめる
まず、最初に試してみて欲しいのは、勉強開始30分間はノートに内容をまとめること。
やってほしい手順としては
①テキストを1単元分読む
②頭の中で内容を整理
③テキストに記載してある内容と違う言葉でノートに書く
この順番。
ポイントはやっぱり③番。テキストを丸写しせずに、自分の言葉で、自分が一番理解しやすい形にして書き出すこと。
ちなみにとある日の管理人のノートである。字が汚くて面目ないである。
確かビジネス実務法務検定2級の勉強をしていたときの内容。歴史の教科書みたく、文章で書かれているテキストをこんな感じにまとめてみた。
文章の内容をまとめて箇条書きに。箇条書きの内容に言葉を補って文章に。
そういった変換が頭の中でしっかりできるようになれば、内容を理解できたと考えていい。
勉強開始直後にこれをやるメリットは、頭を勉強モードにスムーズに切り替えられること。 いきなり問題を解こうとした場合、最初の問題で躓いてやる気がなくなる。という残念なことになる。その前に躓かないような内容をこなしてから、練習問題などに取り組むと、いきなり出鼻をくじかれずに済む。
まとめるものとして、テキストにそのまま書き込んでみたり、Wordを使ってみたりしたけど、スペースの問題やら見返すときの問題やらが発生したためノートに書くのが一番いいかなと個人的には思います。
試して欲しいことその2:間違えた問題の解説をつくる
これまで勉強した中で、解けなかった問題を違うノートに写して解説ページをつくってみる。あまりにも問題が膨大な場合は問題集をコピーしてノートに貼ってもよし。
順番としてはこんな感じ。
①間違えた問題を予めチェックしておく。
②チェックした問題をノートに書き込む(もしくはコピーを貼り付ける)
③勘違いした点、間違えた点を書き足す。
またまた管理人の汚いノート登場である。気をつけるべき点、間違えた点、覚えておかないといけないことなんかをまとめて書いておく。これをやっておくことで記憶の定着度が段違いになる。
これも勉強開始30分の間に行うことが望ましい。一つ目の方法と同じく、解説書を丸写しするのではなく、自分なりに問題の要点を考えながら解説していこう。
やる気に頼らずに勉強を開始するコツは、準備運動を行うこと
上記の二つの項目はいわば準備体操のような役回り。
運動とかでも、いきなりトップスピードで走れないよね。 準備運動して体が動く状態にして、やっと本調子になる。勉強も同じで、いきなり過去問とか解きはじめてわからない問題が出てきたら根こそぎやる気をそがれてしまう。だからこそはじめはゆっくりウォーミングアップからはじめる必要がある。
やる気なんてものは待ってても出ては来ない。あれば望ましいけどなくても意外となんとかなるものだ。
だからやる気が出るのを待ってはいけない。だったら徐々にコンディションから整えていくべき。そのうち体が出来てきたタイミングでやる気なんかは沸いてくるものだ。
ちなみに管理人の後輩はこの方法で志望校に合格したらしい。曰く「やる気のないときにいかにできるかが結果に直結するような気がする」とのこと。
やる気があるときできるのは当たり前。考えるべきはやる気のないとき、出来ないなりにやれるような習慣やら仕組みを作ること。ここで紹介した方法は鳥頭な管理人が、なんとか編み出した方法です。つまり地頭の良し悪し関係なく誰でも出来る方法だと思う。
オススメの方法なので役立ててもらえればうれしいです。
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