鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

リアルアキバボーイズ(RAB)に感じた違和感

 

あなたはリアルアキバボーイズを知っていますか?

通称RABと呼ばれる、オタクのダンサー集団です。・・・いや、もはやアーティストかな。ネタの広さ的に。

 

www.youtube.com

abstreem.co.jp

 

2007年から実は発足していて、活動自体は10年以上してるらしいです。管理人は最近Tiktokで知りました。最近出てきたオタクとしては一番有名なのかもしれませんね。知らんけど。 

 

今日はそんなリアルアキバボーイズへ抱いたモヤモヤを言葉にしてみただけの記事です。ゆっくりしていってね。

 

 

 

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オタクとしてのRABへの違和感

管理人はオタクです。アニメとか漫画とかはそんなに見ないから、典型的な「The オタク」ではないかもしれませんが。それでも好きになったコンテンツはWikiの内容を全部頭に入れて、最新情報を隈なく収集し分析して。。といった方向を誤ったら一番ヤバイタイプのオタクだと自覚しています。

 

ストーカーや特定厨にだけは死んでもなるな、と自分に言い聞かせる日々です。結構マジです。知人のブログをちょっとしたキーワードを拾ってネットの海から見つけることぐらいはセーフとして。これ以上悪化してくれるな、頼むから犯罪者にはなるな。と自分の特性に歯止めをかけ、大真面目に犯罪者にならないために奔走しています。頑張れ理性。

 

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なんちゃら診断とかやったら、だいたい「集めた情報を駆使してなんとかするタイプ」的な診断結果が出る管理人ですが、その能力は好きなものに対して、見境なく発揮されるようで。。たまに自分でもドン引く時があるんですよね。。

 

情報の収集と分析については好きを拗らせて、スキルアップしてきたことを最近感じます。いらねえ。実にいらねえ。いい加減、犯罪者予備軍フラグよ折れてくれ。

 

別に分析しても他人に迷惑がかからない分野ならいいんですよ。プロ野球が好きな時とか、野球中継の録画見て、スコアブック書いて、それをエクセルに落として、マイ分析シートを作ってたりしました。今でも2003年の今岡の月間打率でニヤニヤ出来ます。ちなみに当時、小学生です。素質あるわ(何の)。

そうやって培ったスキルが謎に今生きてたりするし。そういう無害なハマり方ならいいんですよ。

 

問題は、それが特定の個人に向けられたとき。今まではそんなことなかったけれど、プロ野球での戦力分析の熱量がそのまま一人の人間に向いてしまった時、ちょっと自分でも何するかわかんない鳥頭です。怖い。

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・・・と、そんな話はどうでもよくて。危険な香りのするオタク属性を持つ管理人は、リアルアキバボーイズを、推す対象としてわけではなく、一つのアーティストとしてでもなく、目立ったオタク=同類(危険な意味ではなく)として見ているようです。

 

そして、その中で妙な違和感を抱いたので、今日はそんな話。

 

 

アーティストとしてのRABの凄さ

先ほど「アーティスト」として見ていない、と書きました。しかし、強引に彼らをアーティストと捉えると普通にすごいと思うんですよね。

 

管理人にはダンスの知識がないから論じることはできないけど、彼らのダンスが上手いことはなんとなくわかります。曲とかも普通に面白いとも思うし。「この人たち、人気あるんだよ」って紹介されたら「まあ、せやろな」ぐらいのリアクションはしてしまいます。

 

他のダンサーとの差別化として、あの服装をしている点にも納得できるし。今って、ダンサーとして売っていくには、ダンスが上手いだけではだめなんだってわかるし。埋もれないための施策の成功例として見習うところも多いよな〜って。

 

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冷静に考えたら、そう感じます。

けれど、見てたらなんかモヤモヤするんですよね。何でかわからなくて考えてみて「あ、この人たちを自分はアーティストではなく、オタクとしてみてるんだ」ってことにようやく気が付いた管理人です。鳥頭、にぶあたま。

 

どこか素直に「すごい」って思えないのは、同じオタクとして彼らをみた時、どこかに納得できないような、飲み込めない違和感を感じるからです。じゃあそれって何なの?ってのが本日のお話。

 

 

リアルアキバボーイズに感じたモヤモヤ感

彼らの何が気に入らないのか。そう自問自答して、出た答えは「彼らが本物のオタクに見えない」ことでした。 

 

オタク以外の人が考える「オタクってこういう感じだよね〜」ってイメージを反映したようなビジュアルが嫌なのかもしれないなって。

言葉をもっと幼稚にすると「オタクをバカにしてるんじゃないのこの人たち!!」ってところでしょうか。

 

確かに、あの見た目のオタクって、電車男が流行った時代なんじゃないですかね?だいたい2000年代の一桁だから10年は前なのかな。彼らの結成自体がそれぐらいだから、それはそれで仕方ないのかもしれませんけどね。。

 

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今って、ファッションオタクとかファッション腐女子とか(?)リア充だけど敢えてオタク気取りしている人もいるじゃないですか。その是非は置いといて、結構オタクとかも昔みたいに近づきにくい感じではなく、お洒落になっていると思うんですよ。

 

「チェックのシャツにメガネで秋葉を周回している人=オタク」ではなく「一つのコンテンツを重度に楽しんで消費している人=オタク」的な認識に今はなってるし、オフィスビルでバリバリ仕事をしているキャリアウーマンが実はアニオタとか。そんな風な風潮になってだいぶ経つと思うんですよね。

 

そんな中で、時代錯誤感があるっていうか。実情とかけ離れててもやっとするっていうか。。

「体育会系あるある」「関西人あるある」みたいな、あるあるコンテンツで挙げられた例が、全然当てはまっていない時のコレジャナイ感。そんなモヤモヤを感じてしまうわけです。 

 

 

ビジネスとして「オタク」やっていることへのモヤモヤ感

あとは「オタク自体をコンテンツ化している」ことへの違和感ですね。

 

オタクって、最初からオタクな人がいるわけではなくて、あくまでコンテンツが先にあると思うんですよ。あるコンテンツにゾッコン入った結果、オタクになってしまう。最初はそんな感じじゃないですか。

最初からオタクに見える人も、生まれた時からそうだったわけではなくて、一回オタクになって楽しかったから、次の「沼=楽しい場所」を探しているだけで。

 

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というわけで管理人は、オタクであることよりも、常にコンテンツが先にあると思ってるんですよね。

 

ツイッターとかでも、アニオタだったらアニメが、音ゲーオタだったら音ゲーが自分のアピールが先に来るのが自然なんじゃないのかなって。

「チェックシャツインしてるオタクな自分!」を初手でアピールしてから、好きなコンテンツは〇〇です。みたいなのって不自然に思えるんですよ。。

 

だから、彼らに対して「ああ、ビジネスオタクってやつか」ってなるんですよね。

ビジネスならビジネスでいいけど、だったらもっとリアルにならなかったかな〜とか。ググって出てくるあるあるじゃなくて、もっとリアルオタク路線のネタないのかな〜とか、推してるコンテンツのニワカ感がすごいとか。いろいろ言いたいことがありつつも、発言するほどこの人たちへの熱量がないぞ。。ともなって、最終的にモヤモヤだけが残る。そんな不器用ブロガー鳥頭です。

 

 

まとめ

ここまで書いたことをまとめると

「オタクはあくまでコンテンツの消費者のことをいうのであって、自身をメインにコンテンツ化しない。だから、あれは世間的なオタクのイメージを具現化した偶像で、本物とは程遠くリアリティはない。だけどあれがオタクの代表みたいに受け入れられてるような気がしてすごい違和感ある」 

・・・ってことです。「嫌なら見るな」で一瞬で片付く問題かと思うし「他のオタクにも変なイメージ付くだろう!」ってのもただの被害妄想だとも感じます。

 

だから、表立って「あいつら嫌い!!」みたいには言わないし、そもそも「嫌い」だとも思わない。それどころか、先に書いた通り、参考にするべき点もある。

だけど、どう足掻いても消えなかった違和感を言葉にしておきたかった。それだけの記事です。

 

オタクはあくまでコンテンツの消費者ってのも、管理人の決めつけかもしれませんし、最先端の実情はまた違うのかもしれませんけどね。

 

なんとなくモヤモヤしてたことを書いたらスッキリした。

 

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