5月に入ってから、90年代生まれの心をくすぐる映画があったので、観に行ってきました。
作品の名は「名探偵ピカチュウ」。
ポケモン世代として生まれ、小学校に上がる前に初代をプレイし、その後ポケモンと共に成長してきた管理人としては放っては置けない作品でして。嬉々として観に行ったわけです。
今日はその感想文です。ネタバレは含んでいません。未鑑賞の方でも読み進めていただけます。
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夢にまでみた光景〜ポケモンのリアリティがすごかった〜
予告編でもわかる通り、実写版になったポケモンのリアリティがすごいんですよね。いや、現実にいないものにリアリティって言葉があってるのかよくわかりませんが「現実にポケモンがいたらこんな感じだろうな〜」と思わせるような、ゲームの世界に入ったような・・・むしろゲームからポケモンが出てきたような作品でした。
ベロリンガが思ったより気持ち悪かったし、イーブイが思ったより可愛くなかったw
プリンが意外とりふわふわしてたし、リザードンが意外とトカゲだったw
家の周りを飛び回るポッポが本当にリアルだったし、カビゴンが寝ているせいで起こっている交通渋滞をカイリキーが整理しているシーンにちょっと笑ってしまった。
・・・ポケモンが、ポケモンが日常にいる!!!やべえ!!!!って。
登場の仕方も日常の中にしれっと混ざっていて「一緒に生活している感」を感じられました。人間の文明の中にポケモンが混ざったまま進歩してきたなら、こんな世の中になっているんじゃないかなって思うぐらい。
夢のような自然な光景でした。
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管理人のようないわゆる金銀クリスタル世代でも、懐かしさにうわああああああってなるポケモンもいたし、ブラックホワイトやXYなど結構最近(アラサー視点)のポケモンもいたので、どの世代でも楽しめる作品だったと思います。
まあ、見ていた感じ、比較的初代のポケモンの出番が多めかな。
この夏公開予定のミュウツーの逆襲リメイク版を加味してかもしれません。
一番楽しめるのは、管理人のようにずっとポケモンと歩んできたような、ポケモン好きな20代後半から30代前半の世代でしょうか。とにかくポケモンが好きな人にはたまらない作品だと思います。
名探偵ってつくわりに推理してねえ!
その一方で推理要素はちょっと薄いような気がしました。
名探偵ピカチュウっていうタイトルのわりに推理してねえ!!特に電気ネズミ!!
言い方を変えれば、子どもでもストーリーが追えるように、単純な話にしてあります。大人から見たら「これって何かの伏線じゃなかったの?」「これって現実問題どうなのよ??」って思うシーンはちらほらありました。
推理ものを求めている人には物足りない映画かもしれません。
楽しむべきはポケモンのいる日常風景や、映像美、迫力。
よくも悪くも、終わった時「あー楽しかった!」と思って終わるような、後に引かない作品だと思います。
ポケモンの魅力がたっぷりの誰でも楽しめる作品
ストーリーは子ども向けに作られていますが、本当に楽しめるのはポケモンと育ってきた大人。言い換えれば誰でも楽しめる映画だったと思います。
親子で観に行ったら「自分のパートナーに1体ポケモンを選べるとしたらどうする?」みたいなポケモン談義に繋がるような。ストーリーに余計な考察がいらない分、そんなタラレバの話で盛り上がれそうです。
ちなみに管理人は初代からリザードン一択です。
https://www.pokemon.jp/zukan/detail/006.html
ただ、映画の中でコダックの可愛さに気が付いたり、ゼニガメって歩き方可愛くね??とか思ったりと、どのポケモンも魅力たっぷりに描かれていました。
映画をみることで好きなポケモンが増えそうなほどです。ちなみに映画をみてカイリキーの好感度が爆上がりな管理人です。
まだ映画は公開されたばかりです。連休は終わってしまいますが、時間を作って観に行ってみてはいかがでしょうか。
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