鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

「やりたいこと」がわからない人へ。安心して。そんなものわからなかったところでどうなるものでもないから

 

ご無沙汰しています。管理人の鳥頭です。

 

前回のブログ更新日時見ると、半年前。さらにその前は1年前、と。

以前は毎日更新していただけに「えええええ・・・」ってリアクションにもなります。なにこれ。サボりすぎだろ鳥頭。

 

この間、転職したり、引っ越ししたり、電子書籍出したり、とそれなりに色々やっていたので、それはまた追々綴っていくとして。

徐々にこのブログも更新頻度上げていければいいなと思います。今後とも、よろしくお願いします。

 

今日は、最近常々思っている「やりたいこと」についてです。

ゆっくりしていってね。

 

 

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自分の「やりたいこと」がわからない

ひょんなことから、知り合いの占い師さんに自分のことを占ってもらう機会がありました。

 

「あなたは自分のやりたいことを突き詰めるべきだ」

その時言われたのが、そんな言葉。

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管理人は特に占いを信じ切っているわけではありません。

当たることもあるし、外れることもあるだろう、くらいの捉え方をしています。結果を盲信するわけでもないので「やりたいことをやれ」と言われて「はい!!!!」と威勢良く返事し突っ走るような素直さを持ち合わせているわけでもありません。

 

でもね、おみくじとか占いとかで言われたことが気付きに繋がることって、あるじゃないですか。

 

もっと周囲の人の気持ちを大事にして、とか。

正しいことを突き詰めていくことが、必ずしも幸せに繋がるとは限らない、とか。

今のあなた、すごく臆病になっているんじゃない?とか。

 

何気なしに生きている中で、こういう一言にハッとさせられることってあると思うんですよね。人ってまっすぐ生きているつもりで、いつの間にか偏っていたりするし、やってるつもりがやってなかったこともあったり、大事にしているはずのことが風化していることもあるから。・・・それが悪いことだとは思わないけどね。

 

自分は今、自分の理想に向けてちゃんと生きているか。

 

それを自分に問うきっかけとして占いだったり、おみくじだったりってすごくいいと思ってるんです。

 

「引っかかり」を感じる言葉との出会いって管理人にとっては大事なんですよ、なにせプロの迷子ですから(どや)。

自分の現在地を確認し、生き方を客観的に見つめ直すことで「この道であってるな!」って再認識する機会が必要だから。

そんなこんなで、管理人は占いを信じきっている訳でもない、けど好きみたいな妙ちくりんなスタンスです。

 

そして、今回引っかかったのが「やりたいことを突き詰める」って言葉です。

 

 

何がやりたいか?そんなん知らんわからん

「やりたいことはあるか」

そう聞かれることが今までの人生でも何度かありました。

 

就職活動の面接、同僚と行った居酒屋、友人と並んで歩いた路肩。

カジュアルからフォーマルまで。

会議室から歩道まで。

ランドセルからクラッチバックまで。

 

いろんな状況で、いろんな時に、その質問をされてきましたが、思えばいつもその場凌ぎの回答でした。今思えば「逃げ」と形容できるような。

鳥頭にとって、その質問は向き合うものではなく、かわして先延ばしにするものだったのかもしれません。 

 

やりたいこと???んなもんわかんねーよ!!!!!

正直に回答するなら、こうなるかな。

 

今、就職活動に勤しんでいる人も向き合っている(もしくはどう回避しようかと思案している)問題かもしれませんね。

でも、社会人やって数年目の人間だってこうです。「私のやりたいことはこれだ!!」って名言できる人も、本当に「やりたいこと」って見えてないのかもしれないですよ。ひねくれてるかもしれないけど。 

 

 

やりたい仕事に就けたけど長続きしなかった話

管理人は現在、会社員をしています。

新卒で入った会社から、転職して今の会社に入りました。入社して数ヶ月になります。

 

そしてずっと「やりたい」と思っていた部署に配属され、やりがいのある仕事をガンガン回してもらえる程度に期待され、小さいながらも役職がつき部下もできました。

 

Web系の部署でした。ずっと趣味でブログをやっていて、その魅力にがっつり取り憑かれ、本業でもやってみたいな〜と思っていた矢先のことだったので、配属が決まった時はすごく嬉しかったです。

 

でも、長くは続きませんでした。

 

結論から言うと、配属から半年ほどで、人事部に異動されてほしいと相談を持ちかけるところまで行きました。実はこれを書いているのは休職中だったりします。

 

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ここ数ヶ月の憔悴っぷりに「あいつ大丈夫か」と休憩室でささやかれまくったり(佐村◯内氏でも「うるせえな聞こえてるよ」ってレベルでまる聞こえだった)、エンカウントする度に後輩から「鳥頭さん、顔が8割あの世にいます」と謎の指摘をされたり(曰く「定期的に声かけて自覚させないと死んでからも出社する系幽霊になると思いました」とのこと)、隣の席の先輩から「いざとなったら仕事なんかバックれてしまおうぜ☆」と威勢の提案されたり(仕事中に星飛ばしながら言うことではない)。 

 

仕事が楽しかったのは本当。やりがいもあったし、イメージとのギャップもなかったし、実力も発揮できそうでした。

 

それでも、この結果になった一番の原因が、部署の人間関係だったと思います。なんて言うか、肌に合わなかった感じですね。

このあたりは追々ちゃんと記事にします。

 

鳥頭は、自分が「やりたい」と思っていた仕事に就いたにも関わらず、最終的に「やりたくない」と思い、ストレスで休職までしてしまったわけです。そりゃ「やりたいことってなんやねん」と考えたくもなりますよね。

 

 

何がやりたいかわからないってそんなに問題?

今回の出来事を見つめて考えるうちに「そもそも、なんでみんな“やりたいこと ”を追い求めているんだ??」と疑問を持ちました。 

 

だってみんな思っているはずです。その場しのぎの回答になっていることぐらい。大多数の人間は「やりたいこと」なんてわかっていないのに、どうやって考えていいかもわかっていないはずなのに、答えが出ても納得しきれないモヤモヤを抱えることになると知っていながら、それでも「やりたいこと」を考える。

それが滑稽に思えました。

 

でも、それは挫折した「今」の自分だから思うことです。

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だって自分も思っていました。

「やりたいことさえできれば、幸せに生きられる」と。

 

んなわけあるかい。

 

「幸せに生きる」とはそんな単純な話ではなかったようです。

やりたいことをやっていても、えらい目にあっている人はいるだろうし、その末に心を折られる管理人のような人もいるでしょう。

逆にやりたくないことをやっている人でも、自由に楽しそうに生きている人はいます。

 

結局、最終目的地である「幸せ」のために、もがきながら「やりたいこと」に手を伸ばしているのだとしたら。この結論のなんと虚しいことか。

 

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「やりたいこと」は必要条件であって、十分条件ではなかったということです。だから、どれだけ自分を追い込んで、苦しんで、得た結論があったとしても、それが求めていたものになるとは限らない。それを今回痛感しました。

 

だから「やりたいこと」を考えることをダメだとは言いません。しかし、その疑問の答えが出ないからと、足を止めてしまうのは時間を無駄にしています。

 

「やりたいことがわからない」

だから何?

それは目の前にある岐路から目を逸らす理由にならない。

 

「やりたいことがわからない」

わかったらどうなるの?何か保証が生まれるの?

結局人生の先はわからない。やりたいことが見せてくれるのは桃源郷であって、現実ではない。青写真のように生きるのは、実際すごく難しい。

 

「やりたいことがわからない」

それってどうやったら見つかるの?今立ち止まって考えて、答えが出ると思ってるの?

答えが出たから、出ないからなんだ。結果論から考えてそんなに変わらないかもしれないぞ????お???(煽)

 

以上「やりたいこと」が叶えられなかった鳥頭からの八つ当たり訓示でした。なんだかんだ言って自分に実力がなかっただけだから、実力ある人はどんどん立ち止まって考えて、自分のやりたいことを叶えてあげてよ。管理人のようにはなるなよ!!!

3歩歩けば忘れる鳥頭なので、次の「やりたいこと」が見つかったらどうせすぐ飛び移るんだろうしな!!HAHAHA!!!!

 

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