鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

友達とビジネス上の関係になったけど、失敗した話

 

管理人はこれまで2回ほど、友達とビジネスをしてみたことがあります。

 

 一回目は6年ぐらい前、大学のときでした。友人ととある企業の依頼を受けて、学生団体という形で営利団体を立ち上げました。

二回目は2年前、入社2年目のとき。別の友人から「一緒に仕事しないか」と声をかけられ、ネットワークビジネスに手を出しました。

 

双方共に、相方から声がかかった形です。

衝動が服着て歩いているぐらい、自分の行動についてちゃらんぽらんな生き方をしている鳥頭なので、二つとも二言返事でOKしています。そして、今は両方とも活動していません。

 

そんな経験を通じて、「友達」とビジネスってやらないほうがいいよなーと強く実感しました。

 

今日のテーマは「友達とのビジネスをおすすめしない理由」です。ゆっくりしていってね

 

 

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友達とのビジネスをやめておいた方がいい理由その1:本気になれず、遊びっぽくなる

最初友達関係だった人とビジネスをはじめる中で、最初に「友達とのビジネスはなしだな」と感じた理由は「遊びっぽくなってしまう」ということです。

 

学生の頃、友達と一緒にテスト勉強とかした経験があれば思い出してみてください。

仲のいい人と一緒にいるならば、少しだけ楽しく勉強することができたと思います。本気モードにはなれないものの、だらーっと長い時間テキストを見続けていてもそれほど苦しくない感じ。わかりますかね?

 

あれって「遊びの延長」だから楽しく感じるんです。

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やっていることは「勉強」だったとしても、友達とやると楽しいと感じてしまうのはそれが「遊び」だから。

 

友達って何か目的があって作るものではありません。目的なく「なんとなく」集まった人間関係を便宜上「友達」って呼ぶのです。故に友達と集まったところでできることって「遊び」という目的のない暇つぶしぐらいなものなんですよね。

 

それはしんどくはなく、むしろ楽しいのだけれども、なんとなく一途に頑張れない。そんな現象を生じさせます。

だからガチでやりたい部活なんかでは、あえて「チームメイト」として友達を位置づけることで「遊びモード」を排除しているわけです。

他にもテスト前夜の追い込みのときに友達と~みたいなことはしませんよね。あれも本気でやるモードに入らなければいけないからなのです。

 

鳥頭は二回とも、「単なる友達」という人間関係を維持したままビジネスをはじめてしまいました。そのため、ゆるーくながーく続けることはできたかもしれませんが、本気にはなりきれなかったんですよね。。

 

これからもっと団体を拡大していくために必要なことは何か?

もっと人を呼び込むにはどんなイベントを開催するか?

利益を生む人間を作る上で、今ある課題は何か?

 

こうやって考えることは山ほどあったのに、「遊びモード」がちょいちょい顔を出す始末。最終的になんとなくこれじゃない感がしたので手を引きました。 

 

友達とのビジネスをやめておいた方がいい理由その2:相手との温度差が生じる

その次は「温度差」。

これに関しては、友達だからこそ生じる現象というわけでもないかもしれません。

 

二年前に友人とやったビジネスは、就業している状態で、副業としてはじめました。

といっても、金銭が絡むことや、営業の知識を叩き込む必要があったため、鳥頭としては本業よりもガチな姿勢で臨みました。教えてもらう、育ててもらうことに対して、ある程度の本気度は必要だと思ったからです。自分としては当たり前のことでした。そもそも手を抜いたら抜いたで、鳥頭だから覚えられない。

 

そんな鳥頭に対して、友人はしきりに「力が入りすぎている」「もっと気楽にやってほしい」「部活ぐらいのノリで気楽にやろう」と言いました。

 

その言葉を「なにいってんだこいつ」と思いながら聞いてた鳥頭でした。

 

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今振り返ってみるに、友人は、本職の片手間程度にお金になることができればいいなーと考えていたのだと思います。

鳥頭をビジネスに誘ったのも「遊び」的な理由があったのではないかと感じました。

 

それに対して、当時の管理人はスキルを身に付けることを重視していたのだと思います。

 

現在、就業している会社は「いつか転職するだろう」とその頃から思っていたこともあり、次に繋がるスキルや経験がとにかく欲しかったんです。

 

それらを身に付けるために行動した結果が、友人の話を受けるという行動に結びつきました。自分がとんでもない鳥頭な自覚がある分、本気で教育を受けよう。そして早く一人前になろうと考えていたのです。

 

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最初から両者の目的に大きな齟齬がありました。だからこそ、姿勢にこれほどの差異が生じたわけです。

それに気がついた両者がそれぞれ、相手を自分に合わせるように調整しようとしたんですよね。。

 

職場であれば「まあ温度差がある人いるけど、それもしゃーない」と思うのかもしれませんが、友達という対等な関係であったからこそ、そのズレを許容できなかったのかもしれません。相手を友達だとお互い認識していたからこそ、対等である努力をしなければならなかったというわけです。相当無理していたと今なら思います。。

 

温度差はそれからも埋まることはなく、結局、あっさり足を洗いました。

 

友達とのビジネスをやめておいた方がいい理由その3:友達ではいられなくなる

友達関係のままビジネスをはじめると、いつかは破綻します。

それは温度差であったり、本気になれないところであったり、意思決定に苦心した経験であったり、方向性の違いだったりと理由は様々です。

 

そんな理由を跳ね除けて、ビジネスパートナーとしてやっていくことができる人もいます。

 

しかしその間柄は「ビジネスパートナー」として昇華されたものであり、「友達」ではないんですよね。かつての友達を、ビジネスを前提とした人間関係を構築しなおしたということです。

 

友達とビジネス関係を作ろうとして失敗した2つの経験を振り返って、じゃあどうすれば「友達のまま」の関係でビジネスを成功させられただろうかと考えてみました。

 

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いろいろシュミレーションしてみましたが、絶望的に答えが出ませんでした

 

同僚とか仕事つながりの人間関係なら、ある程度イメージが沸くんですが、友達とは全然だめでした。多分、人柄とか性格とか相性とかもあります。しかしそれを差し引いても答えが出なさ過ぎました。。

 

友達っていうのはそもそもビジネスなど、目的のある行動をするのに不向きな存在なのではないかと感じます。だから、友達とビジネスをはじめたいなら「友達をやめる」ことから始めなければならないと思っておきましょう。

 

 

友達とのビジネスをやるからには、覚悟が必要

友達とビジネス関係を構築するのは、それなりに覚悟が必要だと思います。

 

その理由は上記の通り

  • 「友達」の関係を維持したまま、ビジネス上の付き合いをすることが難しいこと
  • 目的に齟齬あることによって生じた温度差を埋めるのが難しいこと
  • 人間関係をいちからつくっていくような気概で臨まなければいけないこと

が挙げられます。

 

友達ともしビジネスをはじめるのであれば、「相手の人となりを知っていること」「仲がいいこと」にあぐらをかかず、密に対話をしていく必要があると感じます。 

 

あくまで経験談なので、ツッコミ所はごろごろしている記事でしょう。それでも、管理人の残念な失敗と後悔の経験談でもあります。誰かの参考になれば幸いです。

 

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