鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

「進撃の巨人」のおもしろいポイント3つ挙げてみた

  

2017年4月1日より、進撃の巨人セカンドシーズンが始まると聞いて、いてもたってもいられない鳥頭です。

好きなんですよね、この作品。G指定入るぐらいにはグロい描写はありますが、それよりも目を放したくない魅力がいっぱい詰まった作品です。

 

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今回は進撃の巨人セカンドシーズンが楽しみすぎる管理人が送る、進撃の巨人のみどころをざざっと書いてみた記事です。ゆっくりしていってね

 

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進撃の巨人のあらすじ

進撃の巨人は巨人の脅威から逃れるべく、高い壁を築き、その中で暮らす人類と巨人の闘争を描いた作品です。

壁の内側で平和に暮らしていた人類でしたが、突如そこに壁を壊すことが出来る巨人が現れ、人々を恐怖のそこに陥れます。巨人に母親を殺された少年エレンは、人類の中で唯一壁の外に出て調査を行う調査兵団に入隊します。

巨人への復讐を固く誓うエレンの目線から、巨人や壁、人類の歴史を紐解いていく物語構成になっています。

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巨人の正体とは何なのか。本当の敵は誰なのか。

難解に混ざり合う人々の思惑や、王の野望。エレン自身に課された秘密とはなんなのか。 

 

 巨人という分かりやすい敵がいながら、単なる戦闘シナリオだけでは終わらない。そんな謎に満ちた漫画です。このシナリオつくった作者様まじですごい。。

 

進撃の巨人のおもしろい点その1:キャラの強くも儚い生き方

進撃の巨人のおもしろいところは、命をかけた人々が描かれている点だと思います。

人の生き方って、死を近くに感じている人ほど強く表出されるんですよね。

 

「オレがこの世に生まれたからだ!」

壁の外に行きたいと幼少から主張していたエレン。どうして外の世界に行きたいのかと友達に訪ねられたとき、エレンが返した答えです。

 

異端児と言われようとも、暴力をふるわれても、絶対に曲がらない外の世界への渇望。なぜ、そう思うのかなどの理屈を超越した宿命とも言える好奇心に突き動かされ、エレンは壁の外へ向かう決意を固めます。 

 

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登場人物すべてが流されない、自分だけの生き方をしています。そのために当然のように命をかける姿勢に、のめりこみます。本から顔を上げた瞬間の虚無感がいっそ悲しいぐらい。

自分の求めるものに手を伸ばし続ける姿勢。その美しくも儚い生き方が垣間見えることにこの作品の素晴らしさが隠されていると思います。

 

進撃の巨人のおもしろい点その2:謎に満ちた「敵」の正体

巨人というわかりやすい敵が出てくる物語ですが、物語の中では「人vs巨人」の構図より、「人vs人」の構図が多く描かれています。はじめて読んだとき驚かされたのはここでした。

 

「君には何が見える?敵は何だと思う?」

作中に出てくるエレンへの問いかけです。一筋縄でいかない裏の駆け引きや、様々な人の思惑が絡み合う事件。さらに明らかになっていない巨人の正体や、人類史上謎とされている歴史。

ひとつひとつ、紐解いていく毎に展開のうまさには毎回舌を巻きます。

 

心理戦やら展開の読み合いやらが好きな人は好きだと思います。 

 

進撃の巨人のおもしろい点その3:予定調和なしの驚きのストーリー展開

進撃の巨人は近年稀に見るぐらい死人が出てる漫画じゃないかと思います。

 

メタ的に大事なキャラだと思っていても、普通に死にます。予定調和とかご都合主義的な展開がないため、「ちょっと待って、心の準備がああああ!!」とメンタルが荒れます。何度か謎の喪失感を味わうことになるでしょう(感情移入のしすぎか・・・?)

 

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王道の少年漫画のような「巨人を倒す能力を得て強くなる少年」を描いた作品ではありません。「だめだめな主人公が急に覚醒する物語」でもありません。「巨人との頭脳戦」を描いた作品でもなく、サクセスストーリーでも、泥臭い青春系統でもなく、単に謎解きでもない。個人的には今までのどのジャンルにも微妙に当てはまらない作品なのではないかと思います。

 

展開予想しづらいことかくのごとし。その分驚きを与えられています。寿命が縮む類の驚きですが。

 

 

放送は4月1日からです。コミック一回は読み直せるぞ!

  

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