新しい枕が欲しい人!低反発枕を「なんかいいらしい」というふんわりした理由で購入しようと思っていませんか?
枕は人によって向き不向きがはっきり出る道具。そのため「なんかいいらしい」と購入すると後悔することになるかもしれません。
購入前にちゃんと低反発枕の特徴とメリットデメリットを知って後悔のない枕選びをしよう!ということで今回は低反発枕の特集記事です。
以前、低反発枕と高反発枕について違いを言及しました。「低反発枕って一体なんなの?」という疑問からよくある勘違いまで記載しています。よければ見てね。
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低反発枕の素材・特徴・メリット・デメリットとは
低反発枕とは、低ウレタン素材、テンピュール素材を使用した枕のことです。
低ウレタン・テンピュールの材質は、ぎゅっと押すと手形が残ったままになるようなクッション材。なんでも、あのNASAが発明した素材だとか。
圧力に対して反発力を抑えた素材を使用していることから柔らかく頭を包み込むような素材であることが特徴です。
低反発枕のメリットとデメリットは、ざっと書くとこんな感じです。
低反発枕のメリット
- フィット感がある
- 疲労回復効果が高い
- 肩こり・首こり対策になる
低反発枕のデメリット
- 季節によって寝心地が変わる
- 寝返りがうちにくい
- 洗濯できない
では、ひとつずつ詳しく見てみましょう。
低反発枕のメリットその1:素材ならではのフィット感
低反発枕は圧力に対して反発が弱いです。それこそ、付けた手形をそのままにしてしまうぐらい無抵抗な、ガンジー系枕です(?)。
この特徴によって、枕が凹んでくれるため頭の形にフィットします。
頭の形にフィットしてくれることによって、肩や首に偏った負担がかかることを防いでくれます。
よく電車の中や授業中に居眠りをしようとしたものの、体勢に「これじゃない感」のようなものがあり、眠れず、首や腕の位置をごそごそ調整。そのうちしっくりきて安眠できた。そんな経験ありますよね?
ここでいう「これじゃない感」って、突き詰めていくと体の一部に大きな負担がかかっているということです。そのまま寝てしまうとおきた瞬間手が痺れていたり、首に痛みが走ったり、肩が凝ったりしてしまいます。
それを防ぐために体が「その体勢でねるんじゃねーよ」と「これじゃない感」で教えてくれてるわけです。
低反発枕には「体圧分散性」という圧力を分散し負担をかからないようにする性質が備わっているため、特定の位置に負担がかかることがありません。
ゆえに「これじゃない感」にごそごそ寝返りをうつこともなく、朝、首や肩に負担を感じることもないようです。言わば「これじゃない感」の原因を取り除いてくれる枕、という訳です。
寝返りを打った際も、どんな姿勢でも支えてくれる、介護にも使われている体に優しい素材です。枕の素材として採用することで、やさしく包み込まれるような寝心地が体感できるでしょう。
低反発枕のメリットその2:負担がかかりにくく疲労が回復しやすい
低反発枕は、疲労回復効果に優れた枕と言われています。
例えば、寝返りをうって不自然な姿勢になった際に、眠りが浅くなってしまったり、目が覚めてしまった、なんてことありませんか?
低反発枕なら、それがなくなり、熟睡することができます。
先述の通り、フィット感が成せる技のひとつですね。
低反発の素材は、体にかかる負担を抑える性質があります。
そのため、そもそも寝返りの回数自体も減り、寝ている最中に生じる負担で目が覚めることも減り、熟睡することができます。
結果、質の高い睡眠を取ることができ、疲労回復にもつながるようですね。
低反発枕のメリットその3:肩こり・首こり対策になる
低反発枕のフィット感・そして体圧分散性による効果が肩こり・首こり対策になるといわれています。
枕の高さも肩こりの原因となるため、一概には言えません。
しかし、あなたの肩こりが寝ている間の負担によって起こっているものなら、低反発枕がケアしてくれるかもしれません。
今使っている枕の高さが、自分の体型にあっている。なのに、寝ている間の肩こり・首こりに悩まされている。
もしかしたら、それは体の一箇所に負担が集中してかかっている可能性があります。体が「これじゃない感」を抱きながらも、起こしてくれないぐらい疲れている、などの場合ですね。
低反発枕は一部にかかっている負担を、分散してくれる性質があります。それによって生じている肩こり・首こりは解消してくれる可能性があるわけですね。
さて、以上がメリット3つの述べました。
低反発枕がいかに、優しい系でガンジー系であるかはご理解いただけたと思います。
そんな低反発枕ですが、やはりデメリットもあります。今回はそんなデメリットも紹介しましょう。
低反発枕のデメリットその1:季節によって寝心地が変わる
低反発枕に使用されている、テンピュール・低反発ウレタンの特徴には、熱を持つと柔らかくなり、低温状態なら硬くなる性質があります。
つまり夏は柔らかく、冬は硬いということです。季節によって寝心地が変わるってちょっと微妙ですね。
さらに低反発ウレタンは熱を吸収しやすく、通気性のよくない素材です。そのため夏場は暑く感じることがあるそうです。
低反発枕は、性質上、頭と枕の接する面積が大きいので、不快感抱く人もいるかもしれません。
しかも、このあたりは枕の価格によっても左右されるため選ぶ枕次第という微妙な案件なんです。
ちょっと高価格な枕になると、これらの問題を回避できるように工夫されているらしいです。でも結局使ってみないとわからないというのがデメリットですね。
低反発枕のデメリットその2:寝返りがうちにくい。
メリットで「体の負担が減るから、寝返りの回数が減る」というお話しました。
「え、じゃあ低反発枕にしたら寝返りうたなくなるの?」というとそういうわけではないようです
。肩や首の負担は低反発枕で確かに軽減できるけど、腰や背中の負担までどうにかできるかと言えばそうでもありません。枕にも守備範囲があります。枕を変えたからといって、睡眠の問題が全部解決するわけではないです。
腰や背中の血行をよくするためにも、寝返りはやはり必要なものです。
しかし低反発枕は、頭を包み込むような性質があります。頭との接点面責も大きく、どうしても寝返りが打ちにくくなるようです。
足元がふわふわの柔らかい場所か、固い地面の上か、どちらが反復横とびしやすいかを考えてみたらわかりやすいでしょう。すぐに体制を変えられるのは、硬い地面の上であるように、寝返りの打ちやすさは、硬い枕に利があるようです。
この辺は硬い枕で首や肩に負担がいくか、やわらかい枕で足やら腰やらに負担が行くかどちらかの話になりそうですね。好みの問題かもしれません。
低反発枕のデメリットその3:洗濯できないため、手入れが面倒
低反発枕は基本的に洗濯できません。
素材が水に濡れるとやわらかさ、質感が変化してしまう可能性があるからです。
あと直射日光も素材を痛めるため、陰干しか、ファブリーズするか、掃除機で吸うかの手入れしかできません。
中には洗えるタイプのものも売っていますが、基本的に低反発枕は洗濯できないと思っておいたほうがいいです。
低反発枕のメリットデメリットまとめ
色々書きましたが、低反発枕のメリットデメリットをまとめるとこんか感じです。
低反発枕のメリット
- フィット感がある → 介護でも使用されているやさしい素材
- 疲労回復効果が高い → 負担が分散される
- 肩こり・首こり対策になる → 枕があってるのに肩こりする場合のみ
低反発枕のデメリット
- 季節によって寝心地が変わる → 枕によって季節性あり
- 寝返りがうちにくい → やわらかさの弊害
- 洗濯できない → 手入れが難しい
愛用するファンが多い一方でやはりデメリットもしっかりちゃっかりあるようですね。
商品とかのレビューを見るに、低反発枕にしてから生まれて初めて熟睡できた!みたいな声もあるぐらいだからメリットも大きいものであることも確かです。
しかし、こうデメリットを見ると手が伸ばしにくいのも事実。
むむむ、なんかこう。メリットを残しつつ、デメリットを克服するような枕はないんだろうか・・・
はい、ありました。
寝返りの打てる低反発枕!とても体に優しそうだった
そんなこんなな低反発枕のデメリットに対して対応してくれている低反発枕はこちら。
お医者さんが考案した枕という段階でポイント高いですね。体の悩みを持つ人すべてに「よさそう!」と思わせてくれそうな感じがありますね。
オススメした理由としては、デメリットの二番目、寝返りが打ちにくい部分を解消してくれている点です。
中央に真綿の入り袋が入っており、低反発さを損ねず自然に転がるように寝返りが打てます。
すごいと思ったのは保証対称期間が一年もあるということ。枕について調べていく中で、保証をしてくれる枕やさんは結構あったんですよね。値が張るものだと当然のように返品交換保証は付いてくれています。
ただし、100日以内の保証期間を設けているところが多かった印象。商品到着から365日対応はちょっとレアだと思います。これでデメリットの1番目である季節性の問題は夏冬共に安心して使い心地を確認できますね。
ちなみにこんな動画もありました。商品の状態が非常にわかりやすく紹介されていますので購入を考えている方はぜひご視聴をば!
平石先生考案の低反発枕「お医者さんの快夢まくら」を試してみた
デメリットの3番だけはどう対策をとればいいかわかんなかったですが、枕カバーが厚手なことと真綿入り袋が取り出し可能な点はポイント高いかなと思います。
次の記事でも低反発枕の手入れの方法をまとめるつもりですが、一年間の保証期間でそれが実行できるかを試してみてもいいんじゃないかなと。
よければ、お試しあれ!
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