簿記3級、2級で取り扱われる減価償却の計算方法は3種類。
「定額法」「定率法」「生産型比例法」この三つだ。
それぞれこのブログでは解説しているがこういう「なんちゃら法」ってすぐにごちゃごちゃになってしまうからトラウマやねんでよう。。と過去の鳥頭がほざいていたので、今回は減価償却費の計算方法について軽くまとめてみた。
「三分法」とか「分記法」とか名称でことごとく躓いてしまう人必見!!
定額法の減価償却費計算方法
簿記3級で唯一出題される減価償却方法。
減価償却できる額を耐用年数で割る方法。
※耐用年数とは、固定資産を減価償却する期間のこと。問題文中に記載がある。
毎年一定の額が減価償却される。減価償却累計額の計算も、過去の年数を一年分の減価償却費に掛ければいいだけなので簡単。
固定資産、減価償却費の基礎の基礎ともいえる計算方法。
定率法の減価償却費計算方法
簿記2級の範囲。変速的に減価償却を行う方法その1。
未償却残高とは、まだ減価償却を行っていない額のこと。
※未償却残高 = 取得原価 ー 残存金額 ー 減価償却累計額
使用年数が長くなるにつれて、徐々に減価償却費が減っていく。各年の減価償却費をグラフ化したら比例っぽい曲線グラフになる。
流行り廃りがあり、一年で大きく市場価値が減少する固定資産に有効な計算方法。
生産高比例法の減価償却費計算方法
簿記2級の範囲。変速的に減価償却を行う方法その2。
固定資産の使用量に応じて減価償却を行う。そのため減価償却費は通年にわたり不規則。車など一部の固定資産にしか適応できない減価償却方法。
当期利用量・・・当期に使用した分(車で言えば今年の走行距離)
総利用可能量・・・固定資産を使用できる合計額(車で言えば寿命になるまでの走行距離)
※問題文中には違う言葉を使用されている可能性がある。
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