前払金前受金編の蛇足編ということで。
今回は説明し切れなかった勘定科目について書いていきますよっと。正直この辺は「はは、だからぁ?」っていう程度の記事になると思われるため、「ふーん」と流し読む感じ奨励。
前
まず「前受金」。
これに関して、実質前受金なのだけど、わかりやすいように敢えて「前受金」という勘定科目を使用しないで仕訳することがある。
ΩΩΩ<な、なんだってー!?
全く持って構える必要ない。手っ取り早くその勘定科目を紹介すると。
・前受手数料
・前受家賃 など。
こんな感じ。これらは受け取った前受金が一体何なのか一目でわかるようにした勘定科目である。
同じように「前払金」も見ていこう。
・前払家賃
・前払広告宣伝費
・前払保険料 など。
全く理屈は同じ。仕訳している中で「これ収益に加算されているけど、なんなの?手付金?それとも手数料だけ受けとったん?」みたいなことがわかる。細かく勘定科目を使い分けていくことで、日々の仕訳はわかりやすくなる。しかし、実は問題もはらんでいる。
Q、でもこんな感じでばんばん同じような勘定科目使いまくったら、最後の集計のときにごちゃごちゃになって泣きを見る予感しかしない。
A、ほんまそれ。
日々の会計はわかりやすく、その代わり決算のとき「前払金」と「前払家賃」と「前払手数料」なんかを別々に集計してんのって、めんどくさい。どうせなら決算も楽にできるようにしてくれ。となるわけですね、わかります。
ということで新しいルール。仕訳のときに量産した「前受〇〇」「前払〇〇」は貸借対照表に書く際は「前払費用」「前受収益」でまとめてしまうこと。これで決算のとき楽になるし、毎日の仕訳もごちゃごちゃにならずに済むってものよ。やったね、たえちゃんこれで経理の仕事が楽になるよ!
貸借対照表ってなにそれおいしそうとなった人は過去記事参照。