人間なんて一年をあっという間に感じる能力もあれば、一時間を永久に感じる能力も持ち合わせている矛盾をもった生き物だ。時間にも密度があり、質量がある。どうやって時間を過ごしたかがそれらを決定つける。何かに打ち込めば打ち込むほど、時間の重さというのは増していくようだ。個人的なこと言わせてもらえば、簿記を勉強してきた期間は確かに他の期間よりも重たい気がする。
さて。簿記を学ぶ過程に起こる時間的なしんどさというのをもっと事細かにみていくと、しんどい理由は実は2つある。
・試験日までまだまだこんなにある。
・試験日までもうこんだけしかない。
試験日を意識したしんどさというのは変わりないんだけど、思うことは二種類。それぞれ時期は重ならないけどよほどの余裕がない限り両方やってくる。これらの対策についてやっていたこと、やればよかったと思うことを書いてみた。
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継続が辛いとき。短期の目標に目を向ける
試験日までまだまだこんなにあるという「継続」することへのしんどさに対して、有効なのは目標を区切ることだ。
管理人の簿記勉強の一番の反省点である。やれる分だけやろう。自分のペースでいいや。そんなお気楽さ加減が上限に達した状態から勉強しはじめたこともあり、一ヶ月さぼったり、簿記二級の範囲の基礎がおざなりだったりと、ものすごい緩急のある半年になってしまった。言うまでもないがだいぶ後悔した。
合格までを見越した上で進捗度を見る大枠の目標と、今日はどこまでやろうかなという日課としてのノルマ。どちらも大事なんだけど、継続がしんどいときというのは後者に重きを置いて考える。
半年の間でテキスト三つに過去問。やばい、果てしない。というところに目を向けるてしまうことがしんどい原因。ならば今日はここまでやって終わりにする、という短期の目標に目を向け、できることからやっていく。大事なのはできそうな目標を毎日達成し、小さな「できた」を積み重ねていくことだ。
時間がなくて辛いとき。フロー理論を使う
試験日までもうこんだけしかない。
それは解決するのが至極難しい苦悩だ。自分の実力の伸び率と、点数といった目星がつけられているからこそ感じる不安であるため、完全に撲滅するべき悩みではない。自分の現在地がわかっていて、合格までにしないといけないこと把握できているからこそ持てる悩みであるからだ。
ただし、この悩みに囚われて、目の前のことに集中できないという事態になれば本末転倒。ということでいかに目の前のことに集中するかということを焦点に考えてみた。
フロー化してみることで時間がないが故のしんどさは解決できる。
フローという言葉をこのブログで何回か使っている。
管理人が仕事でせっせとミスを量産し、上司(胃痛)の胃をほいほい破壊する道すがら「ええ加減どげんかせなあかんのう」とのっそり立ち上がり、調べた末に「そうだこれは俺氏の脳が悪い」という結論に行き着き、じゃあ脳を変えようぜという王道から30度ほどずれた努力をしている、どうしようもない自分史を綴っていくさなかに出会った理論である。
そう。管理人が集中力の使い手になる過程で勉強している理論である(ドヤァ)
この理論を利用すると意図的にいつでも誰でも、集中状態を引き出すことができる。
暇人なおまいらは過去記事参照。
なんで簿記の勉強でフロー理論なのか。詳細に関しては過去記事で紹介した書籍を読んでいただきたい。とか言いながらも管理人、ツンデレ気質なので少し内容紹介する。
そもそもフローとは何かというと。自分の外部の状態に心が揺らがず、とらわれずという心の状態である。フロー化することによって人は自分の内側から出てくるエネルギーにのみ動かされることになり、自分の心の状態を自分で完璧にコントロールできる。
フロー理論と勉強の相性のいいところは、将来ではなく「今」に焦点をあてた理論であることと、結果ではなくプロセス重視であること。簿記と絡めていうと「今この瞬間簿記の勉強がしたくてたまらないから簿記をやる」という心の状態こそがフロー化した状態。自分で書いていて催眠状態っぽいけど、この状態ならば勉強が苦でない所か楽しいと思うし、試験日まであと何日あろうとも集中状態を維持することができる。
ココアで自律神経を整える
時間的なしんどさのうち「時間がない」状態は自覚したときから試験当日まで続く。精神の持ち方自体はフロー理論でどうにかなるかもしれないが、本番が近づくにつれ、緊張感も出てくるだろう。それもまた目の前の勉強を妨げる原因となる。ちなみに管理人は追い込みかけなきゃいけないはずの最後の三日間で全く勉強が手に付かなくなった。やらなきゃいけない、けどできないという状態って意外とストレス大きいよな。
ということで。れっつ、ここあ。
ココアのテオブロミンという成分は、自律神経を整え、リラックス状態を維持してくれる。また抗酸化物質として注目を浴びた「カカオ・ポリフェノール」という成分が含まれていて、ストレスへの抵抗を強めてくれる作用や、ガン・糖尿病を防ぐ効果もあります。もちろん緊張を抑えます。
引用サイトはこちら
蛇足な補足(鳥頭ジョーク)をするならば、自律神経というのは交感神経と副交感神経に分類され、それらが分泌する伝達物質によって人は楽しいときには興奮し、眠るときはリラックスするなど環境に適応する仕組みになっている。しかし、ストレスなどで緊張状態が抜けず、リラックスモードにならないといけないのに入れないという異常事態が生じることも稀にある。
試験を控えてgkbrしていることが引き金になって、ずっとそわそわしている状態って身に覚えのある人いるんじゃないだろうか。それは自律神経に異常をきたしているからかもしれない。
そんなときに自律神経を整えてくれる働きがココアにはある。あとは自然免疫力を高める働きがあることからインフルエンザなんかの予防や、冷え性にも効果があるんだとか。すげーなココア。万能かよ。
個人的にすきなのはこのへんかな。
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甘さが調節できるのがすき。 あとは余分な糖分が入ってないからカロリーとかに気を使わず飲めるものがよかった。片手なべで牛乳をことこと温めて飲むと部屋の中に幸せが満ちる(単細胞)。これから冬場、ちょっと活躍の場を与えてみてはいかがだろうか。
以上、時間的しんどさの対処法3選。もし貴兄が時間に追われ、追い詰められている状態であるならばぜひ一度お試しあれ。
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