『図解 すごい集中力』(著:児玉光雄先生)
この本を手に取った理由は、「集中力とかゾーンだとか勝手知ったる言葉のように使いながらあんまよくわかっていなかったことを明確にするため」である。
今回この本を読んで、わたあめの如くふんわり捉えていた「集中力」だとか「ゾーン」だとかそういったもののイメージが前より少し明確になった気がする。
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本書の中に書かれていたことを自己解釈を含めて以下にまとめてみた。
ゾーンな状態6選
ゾーンについて本書では以下のような状態と表現されていた。
平常心だけど高揚している・・・経験しない限り、これについてはどうこう言えないため、これをゾーンの定義とし、これから基準にしていくものになるだろう。やったね、鳥頭ちゃん迷子防止できるよ!
ゾーンに入ったらどんな感じになるの? という疑問に対して。
ゾーンの経験者より抽出したゾーン真っ只中の状態はこんな感じらしい。
凡人日本代表名乗れそうなモブ人間やっているけど、それでも
・体が軽く思い通りに動く
・気持ちが落ち着いている
この辺りはなんとなく心当たりがある。頭と体が同時に冴える感じ。ここに打てばヒットになるなというのが打つ前からわかったり、次に起こる展開が高い精度で予想できたり。ここ読んでて「ちょ、俺氏天才フラグktkr」とか思った。なお、どこをどう読んで天才という単語を引っ張り出してきたかは謎である。
逆にイミフだったのは
・プレー自体のことをあまり記憶していない
・自分の意志を超えたところでプレーが進行している感覚
このあたりだろうか。ああしよう、こうしようみたいな思考になる前に体が動くわけだから意志を超えていると感じるのだろうか。集中しすぎて覚えていませんって管理人が言ったら間違いなくぐりぐりされるわ。
この状態って限りなくぼんやりしているときの状態と変わらない気がする。ぼんやりしすぎて全然覚えていないことなら毎日のようにあるからな!ってことは管理人は実は「スーパーゾーン人間」な可能性も存在する・・・?(しません)
集中力の鍵は好奇心
集中力には段階があるそうだ。
・単純な注意集中
・興味を伴った注意集中
・心を奪われる注意集中
・無我夢中
単純な注意集中というのは、意識が向いているというレベルのもの。下の項目にいくほど集中力が増して、無我夢中の集中力というのが「ゾーン」であるようだ。
ある行為に対してどのレベルの集中ができるかは、好き嫌いを判断する扁桃核や「やる気の脳」と呼ばれる即坐核で決定される。
決まり方としては至極単純。その行為に対して持てる好奇心の強さで決まる。
好奇心というのはA10神経と、A6神経という二つの脳神経から生じるもののようで、これらが発達している人ほど集中力が高いようだ。
・・・ほほう。まとめる中でさらに集中力というものが今までとは別の視点で見られるようになった気がする。
なんでか知らんけどテンション上がってきた(謎機能)
いろいろ情報が出揃ってきたので、これからの方向性について記事をわけて少しずつまとめていきますよっと。
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