株式には時価がある。
今更な前提だけども、時価のせいで同じ有価証券でも時期によって購入金額が違うという事態が発生する。こういうときどうやって処理するの?というのが今回のお話。最近ごちゃごちゃした記事が多いからさらっと終わりたい願望むき出しにして今回もやっていくよっと。
結論からいって、平均値にして処理します。それだけ。
これを難しい言葉で移動平均法、なんて数学チックな名前で問題文には書かれているけど、要は平均した金額で購入したことにしとこーぜ(めんどいし)ということ。100円で購入した有価証券と110円で購入した有価証券があるとするならば、いっそ105円で購入したことにしようというそれだけの話。
平均原価の算出がめんどうといえばめんどうだけど、購入金額が違うことによって、別のものとして処理しなければいけない方がもっとめんどう。めんどうとめんどうを天秤にかけた結果、比較的面倒じゃないほうが移動平均法になるんだな、というこの一文でおこるめんどうという言葉のゲシュタルト崩壊現象。
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