人間である以上、ミスはするものだ(by 管理人)
脳科学でミスを減らすことには取り組んであるけども
実際ミスをゼロにすることってのは神の領域に到達することと同じことだと思っているため、あくまで目標はミスを「減らす」ことに設定している(鼻ホジ)
それは簿記でも同じこと。大事なことはミスしたときにフォローができる仕組みがあるということだよね(開き直り)
仕訳を行う上で起こるミスに対してはこんな感じで修正しなさいよ、といった手順があるので、今回はその内容について。
定められている手順は二つ。
●手順その1ーミスした仕訳の取り消し。
●手順その2ー正しい仕訳を行う。
手順その2はいわずもがな、正しい仕訳を行うこと。
手順その1については、間違えた仕訳と逆の仕訳をするということ。・・・言葉が下手(致命傷)なので、例を出しつつみていこう。
例)商品100円分を売り上げた際、Aの仕訳を行った。後日Aの仕訳について借方の勘定科目が売掛金の誤りであったことに気がついた。
修正して、正しい仕訳を行いたまへ、という例題。
まず、手順その1
ミスした仕訳の取り消しとして、逆の仕訳を行う。
これは一体何してんだ?となると思うんだが(実際管理人大混乱シリーズ入りしたんだが)やってること自体は「借方、貸方の増減に対して、同じ額を借方、貸方逆にして増減させることで間接的に増減額をゼロにしている」ということ。
自分でも何ゆってんのかわからなくなってきたので、噛み砕かせてくだしあ。
Aの仕訳をなかったことにする、ということを考えると、現金100円分と売上100円分が多くなっている。これを相殺してやることが手順その一の作業に当たる。
間違って現金100円増やした(借方)→現金100円減らす(貸方)
間違って売上100円増やした(貸方)→売上100円減らす(借方)
これがしたいがために逆の仕訳をしなくちゃいけないということ。
手順その2 ー正しい仕訳を行う。
例題から、売掛金が本来借方の勘定科目になるはずだったことが読み取れるため、正しくはAの仕訳から「現金」と「売掛金」を差し替えたものになる。
こんな感じ。
回答としては行った仕訳、全部まとめる。
こんな感じ。
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