終了宣言した当座預金編の番外編ということで。
前回不渡手形の記事を書いてて「当座借越」について書き忘れていることに気がついたたため、今更ながら処理していきましょうという旨趣。いとおかし。
「当座借越」とは、受取人が銀行に小切手を換金しに行った際、残高不足が起こった場合、銀行が不足分を立て替えてくれたことを示すもの。
「手形」の場合は「不渡手形」となって、受取人が支払人に催促を行わないといけないけれど、「小切手」の場合は「当座借越」として銀行が受取人への支払いを立替てくれる(契約にもよる)。
銀行に借金をしているわけだから、「当座借越」は「負債」の勘定科目になるよっと。ナチュラルにここ大事\_(・ω・`)。
さらに抑えておくポイントは支払人の仕訳。
通常であれば、小切手を振り出した際の仕訳はこんな感じ。
いとなつかし(忘却)
では100円分仕入を行い小切手を振り出したにも関わらず、当座預金の残高が80円しかなかった場合、当座借越の契約を結んでいた株式会社うっかりの仕訳はこんな感じ。
ちなみに不渡手形は、二回やらかすと社会的に抹殺されるけど、当座借越はそういうのはないそうで。うっかり株式会社の強い味方ともいえるよな。