いよいよ仕訳について。
まず、定義を思い出してみよう。
仕訳とは、ひとつの取引を違う視点から見て違う言葉に置き換えること。
詳細は過去記事「仕分け」について考えてみた 参照。
さて、あらためてこの定義を見直してみる。
この定義の疑問点を今までやった知識で埋め合わせていこう。
仕訳とは何かと何かをイコールであらわすものですよという話はした。
この「何かと何か」にあたるのが「勘定科目」というやつ。
仕訳は基本横にそいつらを並べて書いてやる。
これが簿記の仕訳の記入のルール。
ちなみに左側を借方、右側を貸方と読んでいる。
(この辺に対しても過去記事【直訳は】試算表について考えてみた【鳥頭を殺す】part3 参照。)
何を右に、何を左に書くか。これが一番重要だったりする。
借方に入るのは
「借方」の勘定科目(「資産」「費用」)が増えたとき
「貸方」の勘定科目(「負債」「純資産」「収益」)が減ったとき
貸方に入るのは
「借方」の勘定科目が減ったとき
「貸方」 の勘定科目が増えたとき
管理人「・・・・・・は??」
こんな感じで説明されても鳥頭の星からやってきた鳥頭星人は
思考停止するんですけどね!!なんでこうなるのか説明しやがれ!!
そんな鳥頭に降り注いできた天の声。
『全部を一気に理解しようと思わないことだよワトソンくん。
まずこの難事件の一番のわからないポイントは何かわかるかね?』
管理人「え・・・なんでこういう配置になってしまうか、だろ?つかいつから鳥頭奮闘記が難事件になった?」
『それは違う。もし本当にそれが一番の疑問ならば
君の嘆きは「なんでここのこれがここにくるんだばかあああ」という具体的なものだったはずだ。』
管理人「コソアド駆使しすぎて具体的要素が皆無ですホームズ先生」
『つまり君はもっと前の段階、これをインプットできないことに対して憤りを感じているのではないかね。』
管理人「ホームズ先生のスルースキルっょぃ・・・俺は、どうすれば」
『簡単なことだ。』
管理人「?」
『もっと噛み砕いて考えてごらん。できるだけやさしい言葉で。4歳児にもわかるように。』
管理人「簿記難しい」
『4歳児にわかるようにいうと?』
管理人「踊ろうか」
『そうだ』
管理人「意味がわからない」
『わかるように説明するならば?』
管理人「三日間ぐらい死んだフリごっこしたい」
『その調子だ。君が難事件を自らのスキルで解決することを心よりねがっている。さらば。』
管理人「解決してから帰りやがれ」
もうそろそろ寝たほうがいい気がしてきた(脳内茶番が止まらない)
しかしホームズ先生もああいってたし、少しず噛み砕きながら理解しよう。
こういうときは場合分けで考えてみろってかあちゃんが言ってた。(早速消えたホームズ)
●現金(資産)が増えたときに考えられること。
(つまり「現金の増加」とイコールで表されるもの候補)
預金を下ろしてきた(資産の減少)
光熱費節約した(費用の減少)
友達から借りた(負債の増加)
時給があがった(収益の増加)
お年玉もらった(純資産の増加)
●現金(資産)が減ったときに考えられること。
(つまり「現金の減少」とイコールで表されるもの候補)
貯金した(資産の増加)
家賃払った(費用の増加)
友達にお金かえした(負債の減少)
お年玉使われていた(純資産の減少)
時給下がった(収益の減少)
「借方」の変動を青い文字
「貸方」の変動を赤い文字で表示してみた。
管理人の頭が茶番戦場になっているのでこれ以上は場合わけやらない。
ふむ。こうみると、資産が増減の要因を考えるだけ考えた結果。
まあ当然のことを言ってるのかな感あるね。
つまり、「現金が100円増えた」という現象について仕訳しろといわれたら
まず、その現象自体が
「借方」に入ることか「貸方」に入ることかを判断し記入する。
この場合は「資産」が増えたから、「借方」ね。
そんつぎ に「貸方」で起こったことについて考える。
それが以下の図の赤い丸の中に入ってるどれかになる。
問題文に書いてあるからそれがどの勘定科目の増減に当たるか考えて記入。
こんな感じ。
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