そういえば昨日の記事で試算表のことをあーゆうもん、こーいうもんと書いてたわりに
試算表とは何かを明確に定義していなかったような気がする。
正直うっかりしてた(壊滅的)
試算表とは
決算を確定する前に仕訳帳から総勘定元帳から総勘定元帳の各勘定口座への転記が正確に行われているかどうかを検証するために複式簿記の前提である貸借平均の原理を利用して作成する集計表であり、合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3種類がある。
・・・やっぱりわかりにくいのでちょっと噛み砕いてみた。
試算表とは
決算を確定する前に
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俗に言う〆の時期。取引は毎日行われて変動し続けているものだから、期間を区切ってここからここまでの取引分を計上出しましょうという時期がある。
仕訳帳から総勘定元帳から総勘定元帳の各勘定口座への転記が
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簿記を行う上で、行うべき作業の順番があるみたい。
仕訳→総勘定元帳に転記(すべての取引を記入していく表、処理したものから項目毎にがんがん記入)→各勘定口座へ整理して転記(総勘定元帳より、項目毎に整理した後のお話。もっとわかりやすくまとめるのにTフォームとか呼ばれるものに転記していく。正直この段階では突っ込まず「ふーん」と思っててくれればおk)
こんな感じで何回かに分けて転記していくらしい。古典的だね。
正確に行われているかどうかを検証するために
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前ブログ参照:【ズレは】試算表について考えてみた【許容か】part1 。
複式簿記の前提である貸借平均の原理を利用して作成する集計表であり
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たとえば貸借対照表における「資産=負債+純資産」みたく、イコールで結ばれる要素は他にもいっぱいある。
これを貸借平均の原理といって、転記忘れや数字の桁を間違えた場合に、合計値の計算結果あわなくなるため間違えたことに気がつける仕組みとなっている。
合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3種類がある
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合計試算表:お金がどれだけ増えたかを表す。
残高試算表:お金が全部でこれだけのこってますよってのを表す。
合計残高試算表: お金がどれだけ増えて、どれだけ残っているけのこってますよってのを表す。
処理の順番がこんな感じ。
試算表と、貸借対照表・損益計算書がこの位置関係で問題ないかは正直わからん。
けれど、毎日行っている仕訳を最終的に合計してまとめたのが試算表という構図になる。
ラスボスっぽいね。
※ただし下書きだ。
・・・定義が膨大になって、やっぱりわかりにくいので、ちょっと角度を変えて考えてみた。
試算表は、貸借対照表と損益計算書をドッキングさせたもの。
貸借対照表と損益計算書の定義から試算表を定義付けるなら
お金が
いくらあって(資産)
どうやって集めてきたもので(負債、純資産)
どれだけ使って(費用)
どれだけ儲けたか(収益)
を明確にした表。
どうですこの万能感。
大まかな取引の結果が一覧にまとめられているすっきり感 。
友人曰く、これが読めるようになると、株やるときとか戦略が立てやすいらしい。
※ただし下書きだ。
ここまで読ませてなんだけど、あまり試算表について細かい定義を覚える必要はなく。
要は試算表というのは、一番ざっくりと取引についてまとめたものですよ、というのがぼんやりわかれば問題ない。
栗時雨とか六角焼きとか年寄りが好きなものはだいたい好きな管理人流まとめ
☆試算表は一定期間の取引とか全部まとめた末に出来上がる下書き系ラスボス。