試算表とは
決算を確定する前に仕訳帳から総勘定元帳から総勘定元帳の各勘定口座への転記が正確に行われているかどうかを検証するために複式簿記の前提である貸借平均の原理を利用して作成する集計表であり、合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3種類がある。
・・・・・・・・・・・・日本語でおk
というわけで(?)元気に強引に、試算表についての解読(?)を試みる。
定義ではないけれども。
試算表とは貸借対照表と損益計算書をドッキングさせたもの。
(貸借対照表、損益計算書については過去記事参照:貸借対照表について解説したと思ったけどそうでもなかった 損益計算書にときめく午後 )
これだってさ、試算表。
管理人「??・・・・・?」
管理人の猫の額のようなワーキングメモリがキャパオーバーしかける音がしたよね。
前記事ででてきた貸借対照表と損益計算書って。
こんなんと 。
こんなん。
な ん で す か こ の ズ レ は 。
「資産=負債+純資産」だとか「収益=費用+費用」だとか
言ったそばからこれかよ勘弁してよ許してよつか信じた瞬間裏切るのやめよ?
・・・これについては試算表の性質に理由があるようだ。
この現象について鍵を握るのはやはり「利益」。
「当期純利益」だとか「未処分利益」とか呼んだほうが正確らしいけど、このブログは初心者と地球に優しいブログを目指しているので「利益」と呼ぶことにする。
文字が長くなるとタイピングもめんどいし。
まず、復習から。
貸借対照表は、今もっているお金の出所と示すもの。
損益計算書は、取引によっていくら支出して、いくら収入があったかといったところから「利益」と「損失」を表すものだった。
この二つにはそれぞれ別の役割がある。ここまではいいと思う。
では、貸借対照表と損益計算書は独立した存在なんだろうか。
貸借対照表で最初に持っているお金はそもそもどこからきているか。
損益計算書で生まれた収益はどこへいくのか。
これを考えることに回答はあるらしい。
回答としては、貸借対照表と損益計算書は「利益」によってつながっている。
お金はめぐるもの。
「収益」から「利益」が生み出される。その利益を会社は何かに使う。
たとえば、従業員のボーナスにする。
たとえば、新しい車を買ったりする。
たとえば、いざというときの貯金にする。
いろいろ考えられるけどとりあえず使い方を考える間
「利益」は「純資産」の一部に組み込まれる。
無理やり図で表すという管理人の果敢なチャレンジ。
ってわかりにくいんじゃい(切)
とにもかくにも
試算表には「利益」の分類を曖昧にしておく性質があるっぽい。
なんで明確にしないのか。冒頭の一文を再び見てみよう。
試算表とは
決算を確定する前に仕訳帳から総勘定元帳から総勘定元帳の各勘定口座への転記が正確に行われているかどうかを検証するために複式簿記の前提である貸借平均の原理を利用して作成する集計表(以下略
試算表とは読んで字の如く「計算あってるか試す表」らしい。
検証 することが目的であるため、ぶっちゃけ利益が簿記の五大要素のどこに組み込まれようが一向に構わないという横着な輩というわけ。
計算があってりゃいいわけだから、「利益」の仕訳どうしよう、なんて考えない。
貸借対照表や損益計算書よりも雑な扱いされてるよな。
つまり、あれだ。
ずれについては深く考えるな。
もうちょい自分の言いたいこと明確にして話したい管理人流まとめ
☆試算表は貸借対照表と損益計算書をドッキングさせたもの。
☆利益の分類について曖昧なのは深く考えないほうがいい(爆)
☆検証に使ってるだけの表なので細かいことは勘弁しろ。