簿記二級を素人が半年で合格したので解説する
前回、なんで前払金は費用じゃなくて資産なの?という疑問を解決した(つもり)なので、今回のメインテーマは「前受金」。 bokibokirunrun.hatenablog.com 前受金は義務を生じさせるもの 「前受金」とは納品前に支払いが終わっている場合、売り手側が使う勘…
簿記の五大要素のひとつである「負債」。そこまでキーになる勘定科目が今まで出てこなかったということもあり、今更感あるけど、前回の記事で(うっかり)触れ(てしまっ)たため本日はこのお話。 bokibokirunrun.hatenablog.com 「負債」というと借金とかそ…
さてさて。負債の難しいところは二つ目、会計的債務の項目。 正直理解するのめっちゃ難しい。安定の鳥頭大混乱シリーズ(白目)なので心して 前回の復習として、「負債とは、債務と会計的債務の2種類があったよ」という話から、前者の解説を行った。今回は後…
「前払金」と「前受金」は簿記を勉強する中で「ん??」ってなる勘定科目ランキングに名前を連ねると勝手に思ってる。 勘定科目そのものを先に説明しておくと。 「前払金」は納品より前に代金を支払ったとき使用する勘定科目。 「前受金」は納品より前に代金…
一通り売買目的有価証券について書いてきたので最後の一息。 2級の問題文の中に「社債を裸相場で購入した」みたくしれっと異聞語がまざっている場合があるので、今回はそれの解説。 まず押さえておきたいのは「相場」ってなんじゃらほいという点。聞いたこと…
前編のまとめ「2級の公社債は折木奉太郎を殺す」 無茶しやがって。。 というわけで後半は前半でざっと説明した内容をしっかりこってり説明していくよっと。ゆっくりこんらんしていってね! 問:11月10日に売買目的で魚屋さんの社債1000円分を980円で購入し、…
簿記2級の範囲の売買目的有価証券の問題の出題率は高いらしい。 それなりに理解が難しく、勉強したかしていないか浮き彫りになる箇所であり、問題の出し方も多彩だからではないかというのが理由かと思われる。簿記3級と比較して2級の内容がややこしくなって…
株式には時価がある。 今更な前提だけども、時価のせいで同じ有価証券でも時期によって購入金額が違うという事態が発生する。こういうときどうやって処理するの?というのが今回のお話。最近ごちゃごちゃした記事が多いからさらっと終わりたい願望むき出しに…
前回、売買目的有価証券の評価の方法は、決算時期に時価と比較してその差額を「有価証券評価益」「有価証券評価損」とするとかなんとか言ってた。今回は決算の報告が終わってからの仕訳の方法について。ちなみにこれは2級の範囲ね、ちょい難易度高いかもしれ…
過去記事にて、売買目的有価証券を取り引きしたときの仕訳についてお話したので、今回は取り引きしなかったときのお話。 ・・・この時点でちょっと管理人なにいってんのってなると思うので(読者ではなく俺氏が)ちょっと状況についての説明。 「売買目的有…
さて、今回は公社債の利息の仕訳に関するお話。 まず前回のおさらいとして、公社債の利益は、利息としてもらえるものと、額面と購入額の差との合計だというお話をした。この場合、仕訳が必要なのは前者の利息をもらった場合のみ。 使用する勘定科目は「有価…
前回、公社債について少し説明しようと思ったら話題がすたすたずれていって打ち切りになったけど(爆)今回はまじめに公社債についてのお話書いていくよ(フラグ) bokibokirunrun.hatenablog.com おさらいとして。 公社債はあくまで借金。権利は伴わないけ…
売買目的有価証券ってのは株式と公社債のことだという話を過去記事でしたと思う。株式については別記事でしっかりやっているので、今回は公社債についてのお話。 bokibokirunrun.hatenablog.com 株式のお話はこちらから。 bokibokirunrun.hatenablog.com ま…
前回の記事で、「売買目的有価証券には時価がある」「そんでもって売買して利益とか損が出たりする」「受取配当金っていう現金な収益もある」というお話をした。 bokibokirunrun.hatenablog.com 今回は前回すっとばした、「売買目的有価証券には時価がある」…
前回、売買目的有価証券の解説をするにあたって、「ばいばいもくてきゆうかしょうけんってなーに」っていうことから「かぶしきってなーに」というお話をしていたと思う。今回はその続編。 bokibokirunrun.hatenablog.com 株主というのは「会社の権利の一部を…
売買目的有価証券という単語とのファーストコンタクトは「名前長い!無理!」という見事なほど理不尽な理由でテキストを閉じたことから始まった(遠い目) 名前が長いだけで重装備してそうな手ごわいイメージあるんだけどなんなんだろうね。「まるくすあうれ…
簿記2級に合格するコツというのは、ぐぐれば山のように出てくる。それに便乗して鳥頭な管理人が思う、簿記2級を合格するステップを書いていこうかな、というのが今回のお話。 このブログの趣旨に乗っ取って、簿記のぼの字しか知らない状態から、半年で簿記2…
基礎ってのは大切だ。 このブログでも「誰でも簿記2級は取得できるよ」ということを再三主張しているけども、その大前提にあるのが「基礎をしっかり抑える」という条件。それの大切さ、必要性は別記事で書いたから割愛させていただくとして、「じゃあどれだ…
「簿記2級」「勉強方法」「半年」とかでググッたら、簿記の勉強方法なんか山のように出てくる。 簿記合格に際して「こんな風にやったらいいよ」というやり方は他のサイトでも紹介されている。当ブログでも今更ながら取り上げていこうというお話。 まず管理人…
独学で半年で簿記2級を合格することを目指したブログのわりに、自分がどういう勉強の仕方で合格まで漕ぎ着けたのか書くの忘れてたという超ド級のあんぽんたんをやらかしていたので、今回は管理人の勉強方法を紹介していく、という誰得記事。 スポンサーリン…
前回までで、ミスったときの仕訳だとかちょっとだけなかったことにしたい場合の仕訳だとかをもごもご言いながら解説していたわけなんだが、売り手目線のことしか書いてねーのな!ってことに気がついたので、改めて更新する。正直すまんかった(棒) bokiboki…
前回、仕訳をミスったときの取り消し、修正方法を解説した。実はこれはミスったとき以外にも使える機会があるものらしいので、今回はそのお話。 bokibokirunrun.hatenablog.com 基本的に「値引き」とか「返品」とかいう言葉が問題の中にあるときにこの仕訳方…
人間である以上、ミスはするものだ(by 管理人) 脳科学でミスを減らすことには取り組んであるけども bokibokirunrun.hatenablog.com 実際ミスをゼロにすることってのは神の領域に到達することと同じことだと思っているため、あくまで目標はミスを「減らす」…
仕訳のやり方について、「三分法」「分記法」の2種類がある。 抑えておくべき違いは、仕入れたものを「費用」とするか「資産」とするかの違い。 分記法は「資産」として扱う。 三分法は「費用」として扱う。 このへんを実際勉強しているときの管理人→( ゚д゚)…
前回、「小口現金」ってのはなんだっけかいな?というのを解説したので、今回は実際の仕訳についてやっていこう。 まず、前回のおさらい。 「小口現金」とは、小さな規模の出費用に用意した現金だった。ということが言いたかっただけの回だった、はず。 boki…
「小口現金」とは、小口の現金を支払うための現金だそうで。 「小口現金」を説明するのに「小口」と「現金」をそのまま使うの鳥頭的にアウトなのでもうちょい噛み砕いてみる。 そのまま言葉を漢字から解釈するならば、小さい口の現金、となるが。「口」って…
現金過不足の記事で3記事も消費するあたり、そろそろ記事数稼ぎが露骨になってきたなと感じる秋の始まりです。母上様、お元気ですカー?(歌:一休さん) 前回、現金過不足の理由が判明したら正しい仕訳を行う必要がありますよというお話をした。今日は、現…
前回、現金過不足の仕訳について解説したけど、今回はそれの続編ということで。 前回の復習として ・不足分、余剰分ともに「現金過不足」という勘定科目を使うよ。 ・大事なのは、対になる勘定科目の増減で「現金過不足」はとりあえず空欄じゃまずいから使う…
帳簿には現金100円分ある、となっているのに実際数えてみると90円しかなかっただとか、110円あっただとかそういう事態はバイトとかでレジ閉めしたことある人はしょっちゅうあるんじゃなかろうか。 管理人が昔バイトしていたところだと、レジ閉め段階…
前回、仕入の概要について今更ながら説明したところで管理人が力尽きました(集中力的な意味で)が、今回は実際の仕訳についての解説。 bokibokirunrun.hatenablog.com 前回のおさらいとして、「仕入」という勘定科目は仕入れを行った際に発生する諸々の費用…