読書の秋ですね。
最近管理人は読書ブームらしく、次から次へと本を読んでいます。主に小説ばかりです。
今回は「長いわりに一気に読める系」のオススメ小説を!二宮金次郎さんのあだ名をほしいままにした管理人が!選んでみたいと思います!
秋を楽しむのに役立ててみてください。
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真夜中のパン屋さん
最初は「真夜中のパン屋さん」です。
この特集をしようと思い立ったとき、一番に思い浮かんだ小説でした。
活字を読むだけで、パンの香りがしそうな小説です。読み終わったらパン屋に足を運んでしまうことカクノゴトシ。。
真夜中に読んではいけない本大賞は、この本が受賞しました。
「誰かと一緒にいなきゃって思ってる限り、一生、寂しいままだと思うよ」
しゃばけ
次は「しゃばけ」シリーズです。
歴史小説?ミステリー?妖怪モノ?
いろんなジャンルが合わさった不思議な小説です。ミステリーや、時代小説を読んだことのない人でも読める初心者にもやさしい小説だと思います。
気がついたら死にかけている病弱の若旦那と、それを取り巻く妖怪たちのてんやわんやを描いた作品です。ほっこりします。ミステリーなのにw
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のぼうの城
次は「のぼうの城」です。
「忍びの国」で有名な和田竜氏のデビュー作です。
本格派の時代小説。なのにすごく読みやすい不思議な小説です。ロングセラーや映画化されたのにも納得できます。
石田光成の率いる2万の兵と、田舎の500の兵。
それを落とせなかったその戦。史実をもとに書かれた小説です。手に汗握ります。
天の瞳
次は「天の瞳」です。
「うさぎの眼」など数々の名作を世に送り出した灰谷健次郎氏の長編作品です。合計9冊に及ぶ小説で、灰谷氏の最後の作品として知られています。
読んだのは中学の夏休みでした。確か毎日部活帰りに図書館寄ってた記憶がありますw
自分の方に理があると思っているときほど、よく考えて行動しなくちゃいけない。
居場所のなくなった相手に、自分の方に理があるからと言って、一方的に攻め立てるのは、本当に勇気のある人がすることなの?
人は時に憎むことも必要な場合もあるのでしょうけれど、憎しみや怒りにまかせて行動すると、その大事なところのものが吹っ飛んでしまうのが怖い。
憎しみで人に接していると、人相が悪くなるわ。正義もけっこうだけど、人相の悪い人を友達に持ちたくない。
いろいろ心に刺さる言葉が多い小説です。今読み返しても、はじめて読んだときとは別の感想を抱くんだろうな。。個人的にも読み返したい小説NO.1です。
心霊探偵八雲
次は心霊探偵八雲です。
オカルト小説かと思いきや、まさかのミステリー。アニメ化・舞台化もされたロングセラー小説です。
八雲がかっけー!!っていうのもこの小説の魅力のひとつです。そして、かっけーだけだった八雲が事件や人を通して、徐々に変化していく。そんな過程も美しく描かれています。
一風変わったミステリーでありながら、ちょっと儚いストーリーです。
偏差値70の野球部
次は「偏差値70の野球部」です。
王道斜め30度ぐらいから、斜めに切り込んでくるような、高校球児を題材にした小説です。野球のセオリーなんか知ったこっちゃねえ!!と天才児達が暴れまわる、そんなドタバタストーリーです。
読み終わった後の爽快感が素晴らしいww
腹筋崩壊のタグが必要な小説です。
図書館戦争
次は「図書館戦争」シリーズです。
「阪急電車」「三匹のおっさん」など、名作で知られる有川浩氏の代表作のひとつです。
表現の自由を奪う「メディア良化法」が制定された世界。不適切だとされた本や創作物を弾圧する中で、図書館が「図書館の自由に関する宣言」を盾に書籍を守る。そんな世界観の作品です。
「んなもん、起こるわけないやろ~」と思いつつも、どこかリアルなのは、人の感情や世間の風潮を鋭く風刺している有川作品だからかもしれません。
知らず知らずに、世界観に引き込まれてしまう、そんな作品だと思います。
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ボックス!
次は「ボックス!」です。
「永遠のゼロ」などベストセラーを生み出す百田尚樹氏の小説です。
勝るのは、努力か。才能か。
元いじめられっ子の優等生・木樽が、天才の枕詞をほしいままにしていた鏑矢に「ボクシングしようぜ!」と声をかけられます。
性格も才能も、全く違った二人がそれぞれにボクシングに向き合うストーリー。熱いです。
「パンチは恐ろしいものや。しかし怖がってては勝てへん。かと言うて全然怖がらへんような奴もあかん。大事なんは、怖さを知った上で、その怖さを克服して戦うことや」
氷菓
続いて氷菓シリーズです。
学園ミステリーです。登場人物達の描き方がすごくて、感嘆してしまいます。
「やらなくてもいいことはやらない」「やらなければいけないことは手短に」。省エネをモットーとして灰色の学生生活を望む、主人公・折木奉太郎。
好奇心の塊。フリーダムな名家のお嬢様・千反田える。
「データベースは結論は出せない」が口癖。情報収集を得意とするものの、興味がないことは手をつけないが信条の福部里志。
などなど。登場人物ごとに哲学や性格がはっきりしています。すごく扱いにくそう。
そんな一癖も二癖もありそうな登場人物達が、学校で起こる小さな事件に挑む。そんな物語です。これは賢い人にしか書けない作品だわな。。と唸らされます。
The Manzai
続きまして「The Manzai」です。
「バッテリー」「No.6」で有名なあさのあつこ氏の作品です。
これも学園ものです。転校してきた主人公・歩が、同じクラスの秋本に「付き合ってくれ!(本人的には漫才のコンビ組んでくれ)」といわれるところから物語が始まります。なんだこれw
臆病で神経質な主人公が、人前に出ていく葛藤や、成長していく様子が丁寧に描かれています。
鴨川ホルモー
次、鴨川ホルモーです。
「偉大なるしゅららぼん」で有名な万城目学氏の作品。京都の大学生を題材にした小説です。
京都の大学生がとある協議で競い合う物語。しゅららぼん同様、現実離れしていますが、京都の大学生が普段見ている風景や学校での様子があるあるで妙なリアル感が漂います。
ビブリア古書堂の手帖
次は「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズです。
これについては叫ばずにはいられませんよ。ドラマなんて最初からいらんかったんや!!
原作をガン無視した黒歴史は置いとくとして。古書にまつわるあれやこれやのびっくり常識が惜しみなく描かれています。古書のためにうん十万って。。マニアの世界怖いってなります。
作品のジャンル自体はミステリー。特殊な小説ですが、とても読みやすい不思議な小説です。
まとめ
以上、個人的にイチオシのシリーズ小説まとめでした。
どれもオススメな小説ばかりなので、読書の秋のお供にどうぞ!
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