鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

小規模校あるある!まとめてみたよ

 

少し前に、母校である小学校の廃校が決定しました。

 

鳥頭の出身地は、トトロの舞台そのまんまのウルトラハイパー田舎です。それに伴い、子供の数も少ないです。鳥頭が卒業する段階で全校生徒が40人程度でした。

なので廃校の知らせを「まあそうなるわな」で受け入れました。「知ってた」としか言えないのが正直な感想です。

 

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それでも、自分の大元が形成された時期に通っていた学校がなくなるというのは少し寂しいものですね。ということで、このブログでも少し記念企画をやりたいと思います。

 

テーマは「ガチの小規模校出身の人間にしかわからないこと」です。

 

ちなみに管理人の小学校は先ほど書いたように全校生徒42人。学年が8人というレベルの小規模校でした。クラス20人規模の学校はあてはまらないこともあると思われます。ご了承を。

 

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小規模校あるあるその1:掃除をサボるという概念がない

小規模校出身者には「掃除をサボる」という概念がありません。

なぜなら人数がいないから。

 

8人のクラスで、掃除箇所と役割分担がこんな感じでした。

教室・教室前の手洗い場と廊下(2人)

理科室(2人)

音楽室(2人)

家庭科室(2人)

 

教室掃除なんかは特に地獄です。

担当者2人のうち1人は、教室と教室前廊下全部を雑巾がけし、もう1人は教室全部ほうきで掃いて、プラスアルファの掃除をする感じです。20分でできるぎりぎりの量だと思います。

 

これを20分の間に終わらせなきゃいけないので、サボる余地がありません。1年生の頃からこんな感じだったから、サボるという発想がもはや沸いて来ません。

 

特別教室の掃除?どんとこいです。

男子が女子トイレの清掃、女子が男子トイレの清掃?余裕です。

体育館掃除が3人?楽な方です。

プール掃除?サボってたら日が暮れるし、干からびます。命の危険を感じる前に終わらせます。

 

掃除の時間は戦闘モード。

手が遅い奴は死んで詫びろ、なのです。今思い返してみても、小学生あるまじき手際のよさです。

 

 

小規模校あるあるその2:調理実習はガチでやる

みんな大好き調理実習。当然小規模校にもあります。

ただ、2人1組ですべての工程を行わなければいけないため、のんびりしてたら昼休みがなくなります。掃除の時間よろしく手際のよさを発揮しなければ終わりません。

 

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サラダと味噌汁(どんな組み合わせだ)の調理実習では、普通の学校なら、サラダ担当と味噌汁担当に別れて作業すると思われます。しかし小規模校ではこうはいきません。

「ひとりでサラダも味噌汁も一通りやろうぜ!」なのです。なぜなら人数が少ないから。

 

つまり、味噌汁を2回作れということです。そしてサラダも各々で好きにやれってことです。

・・・え?好きな具材持ってきていいの?サラダもどんなサラダでもいいの??ふーん。ポテトサラダ好きだから作りたいんだがいい?味噌汁になめこ入れたいんだけどいい??(フラグ)

 

よく考えれば、ポテトサラダとか時間のかかるチョイスでしかないんですよねえ。。とにかく調理と食べるのと片付け合わせて2時間でやるとなるとのんびりしていられません。不慣れなのを加味しても必死です。

 

つくづくサボることを知らない子供たちです。 

 

 

小規模校あるあるその3:運動会の大半は大人が走ってる

 全校生徒42人。

2人1組で徒競走をしたところで1時間で終了します。1日にわたる運動会のスケジュールを埋めるためには大人たちの活躍が不可欠です。

 

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我が母校では、小学校の運動会が地域の運動会を兼ねていました。そのため徴収された参加者には小学生の保護者でもなんでもない人も多くいます。当たり前ですが、その人達の人数は、小学生の総数大きくを上回ります。

 

・・・まあ走ってもらいますよね?

走れる者は、親でも年寄りでも走らせる。飛び入り参加どんとこい。そんな謎のスローガンの中、運動会は実施されます。

 

小学生達は、徒競走や綱引きを消化しながら、自分の地域の応援に洒落こむのです。

 

しかし、それでも時間いっぱいまで引き伸ばすことは難しいです。

なので苦肉の策として、60歳以上の借り物競争で、お年寄りに200メートルを走らせる荒業をやってのけたりします。毎年の事ながら、田舎の年寄りはついてきます。すげーよ、サイボーグかよ。

 

よくよく考えれば鬼畜すぎますが、当時は(というか今も)当たり前のような光景として走る老若男女を見ていたりします。次の日、大人たちが使い物にならなくなるのは言うまでもありません。

 

 

小規模校あるあるその4:運動場が草原

県有数のマンモス校である中学に進学し、驚いたことがあります。

「グランドに草が生えないって本当なんだ・・・」

 

基本的に運動場には草は生えない。そう認識している人がいたら「んなことねーよ!!」と声を大にして言いたい鳥頭です。

草が生えないのは「運動場だから」ではなく、「使っている人がいるから」なのです。

 

夏場には、週に一度掃除の時間を、全戦力(全校生徒、先生、用務員さん、事務員さん、もちろん校長先生とかも強制参加)で除草作業するようにしていましたが、草の進軍は留まることを知りません。おのれ、雑草魂め。

 

けれど、最強なのは夏休みの除草作業の日ですね。

 

なにせ草ボーボー状態。

小学校6年生のすねぐらいまで雑草が多い茂っています。これ草むらだよね?!って状態です。訓練されているはずの小学生でも、表情筋が死にます。頑張って乾いた笑みがこぼれる程度です。

 

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そりゃ誰も使わないし、使ったとしても一部分だけなわけだしな。土地を放置してたら草ぐらい生えます。ある意味草しか生えません。

 

この惨状をすべてなんとかするのは不可能です。だから時間いっぱいまで頑張って「手は尽くしました」と言わんばかりにお開きになる付け焼刃的行事が、この「夏休みの除草作業の日」です。

 

 

小規模校あるあるその5:全校生徒で給食を食べることが年に数回レベルである

42人とか、その気になればひとつの教室に集まれる程度の人数ですよね。ということで小規模校では、とても気軽に「みんなで給食一緒に食べようぜ!」となります。

 

新入生が入ってくる4月の歓迎会を兼ねたお花見給食(小学生からの認知:ありさんとの熾烈な戦い給食)。六送会後のなべパなんかがありました。全校生徒を縦割りにした4つの班で鍋を囲います。

全校生徒なのに鍋が4つなんだぜ。。というかよく給食センター協力してくれるよな。。

 

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行事の他に「天気がいいからテラスで食べようぜ!」と言い出す学年があれば、「あの学年外で食べてる!いいな~俺らもいこーぜ!」ってなって「もういいや、全員出てけ!」っていうヤケクソ感溢れるパターンもあります。

 

何せ人数の少なさと、全員の働き者加減によって配膳が一瞬で終わるんでフットワーク(ノリ?)が軽い軽い。 

 

 

小規模校あるあるその6:給食の準備は別に楽ではない

先ほどちらっと書きましたが、給食の準備は早く終わります。でも決して楽ではないです。

 

まず、給食当番がヘビーローテーションです。そのわりに常に少数精鋭状態です。まず持ってくるものが多いのです。大規模校であっても小規模校であっても、大食管の大きさは一緒だし、給食室から運ばなければいけないものの量も同じです。

 

とりあえず1人1つ持って往復するにしても、しんどい作業です。中学で、大食管を二人で運んでいる光景に出くわし、唖然とする小規模校出身者です。なんて贅沢な人員の使い方をするのだろうか。。

 

よく「小規模校だから給食の準備とか楽そうだわな~」的なことを外部の人から言われます。

 

ん な わ け な か ろ う (おこおこ)。

 

確かに配膳自体は早く終わりますが、ヘビロテ具合と、人手不足(慢性的)で楽とはいえません。暮らしが楽にならずに、じっと手を見るレベルです。

 

 

小規模校あるあるその7:教室でゴロゴロする

どれだけ広々座っても、教室の半分以上が空きスペースになってしまうのが小規模校です。

 

行間とか昼休みとか、みんなでゴロゴロします。汚え、とか軽々しく言うことなかれ。掃除済みです。とにかくスペースが空いている。そして、冬場もストーブ前の争奪戦とか起こらないのどかな昼休み。。

 

そりゃ寝るわな(確信)

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小規模校あるあるその8:音楽会は全校生徒強制参加

定期的に行われる音楽会など、他校との時間を共有する場。

他の学校が「何年何組の発表」みたく、代表のみ出場する感じになります。が、小規模校は当たり前のように、全校生徒強制参加です。

 

1学年8人とかいないのにどうやって形にするんだよって話です。全校じゃないなら、いっそソロでやりたいレベルですよね。

 

そして他校の「何年何組の皆さん」よりも人数が少なくて、無駄な敗北感に打ちひしがれる。そんな無駄な時間を過ごします。

 

ステージ上がったとき「少な!」っていうな。聞こえてんだぞ。

 

 

小規模校あるあるその9:天候の悪い日は先生の車で近くまで送ってもらう

台風とかで、途中で家に帰る日ってありますよね。大きい車を持っている先生が大車輪の活躍をします。

 

家が近い人はそのまま徒歩で帰宅し、遠方の児童で保護者が迎えにこれない場合は先生の登場です。地味に嬉しかったんですよね、先生に送ってもらうの。

よくよく考えたら、今こういうのってうるさいんだろうなって気がします。十数年前だからできたのかもしれません。 

 

 

小規模校あるあるその10:忘れ物しても貸し借りできない

中学に進学した後、別の小学校出身の友人との会話です。

鳥頭「あ、忘れ物しちまったぜよ」

友人「どんまい。隣のクラスから借りてきたらいいじゃん」 

 

その瞬間、歴史が動きました。

りんごが木から落ちるのを見たニュートンの気分です。

「そうか!!」ってなりました。

 

忘れ物したら隣の席の誰かに見せてもらうしかなかった小学校時代とは違うのです。鳥頭にも、選択肢が増えたのです!!!(ばばん)

忘れ物をしても詰まない!!!!すごい!!!!!

 

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小規模校あるあるその11:全校生徒で畑の世話をする

小規模校はほぼほぼ田舎にあります。

土地は狂うぐらい過疎地域に多いです。土地が余っているのは学校も同じ。

 

母校では全校生徒総出で世話をする畑がありました。

そこでさつまいもなどを作って、収穫して食べるのが恒例でした。戦争中かよ。

 

我が母校では、文化祭を「収穫祭」と呼び地域の人たち総出のお祭りとしてやっていました。学校で取れた米を釜で炊いたり、地域の人たちが家で採れたかぼちゃを持ってきたりとわきあいあいな感じ。

 

全校生徒総出で集めた落ち葉で焼き芋したこともあったし、一つの学年がまとめて調理して振舞うこともありました。畑なくして小規模校のエンジョイはありません。

 

 

小規模校あるあるその12:全校生徒から誕生日を祝われる

母校だけかもしれませんが、給食の時間に「今日の誕生日の人を紹介するコーナー」があります。

 

「今日の誕生日の人は〇年生の鳥頭です。おめでとうございます」

ガタッ!!ガラガラ!!!

そんな感じの放送がなった次の瞬間、そこかしこで音がします。

だだだだだだー!

複数人が廊下を移動する音が聞こえてきます。

ガラガラ!!!バン!!!

教室の扉が大きく開かれました。

「鳥頭、おめでとう!!!」

 

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誕生日の人が放送されるたびにこんな感じになります。我が母校、給食のときフリーダムすぎるだろwww

 

これに関しては全校生徒強制ではなく、任意での行動です。恥ずかしさが勝って鳥頭はやってないww祝われるとどんなリアクションをとっていいかわからんのよwww照れるwwww

 

 

小規模校あるあるその13:学校までやたら遠いやつがいる

小規模校であっても、基本的に通学は徒歩です。同じ学区内ということもあり、だいたい遠方の児童でも3~4km程度の距離におさまっています。

なのに、その程度をぶっちぎりに破る距離を通学してくる人がたまにいるんですよね。学校まで10km圏内の人とかね。

 

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そういう人は、途中まで自転車での通学が認められていたり、送迎されていたりします。なんでこんな距離を通学しているかというと、この学校が一番最寄りだから、とのこと。全くもって最寄ってないぞ。

 

これは小規模校っていうよりも田舎あるあるかもしれませんねww

 

 

小規模校あるあるその14:野球すらできない

「いそのー野球しようぜ」←お前いっつもカツオしか誘ってないやんw

これがリアルで起こるのが小規模校の遊び事情です。

 

小規模校で大変なのが遊びの人数を揃えることだったりします。

単に遊ぶだけならいいですけど、身体能力を使うスポーツだと6年生が全力出せずに退屈するんです。同じぐらいの身体能力を持った学年で有志の人を募ろうと思うと、まずサッカーは諦めなければいけません。正直、野球ですら厳しいです。

 

比較的少人数でできるドッヂボールとかならできなくはないですが、大分種目が限定されます。野球やサッカーはクラブやスポ小でやるものでした。

 

 

小規模校あるあるその15:クラス替えの憧れプライスレス

小規模校では、入学してから6年間、クラスメイトとは同じクラスでやっていくことになります。当たり前ですね。クラス替えするクラスがないですから。

 

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同じ学年の面子を見たら、そもそも全員保育園の頃から一緒にやってきた面子です。中学になったら流石にクラスはばらばらでしょうが、12歳の段階で考えると9年近く毎日同じ人と顔を合わせていることになります。

 

12年しか生きていないうちの9年ですからね。この割合、相当ぞ?もはや家族に格上げしてもいいぐらいの付き合いの密度ぞ??

 

メンバーに不満は特にありませんでしたが、流石に飽きます。

 

「クラス替え」という言葉の響きだけで強くなれる気がする(錯覚)。そんなレベルです。

 

 

小規模校あるあるその16:水泳の授業で水泳部並みに泳ぐ

小規模校と言えども、普通に6レーンの25メートルプールは完備されています。普通に設備には不便したことがないです。むしろ何でも贅沢に使えます。その最たる例こそがプールです。

 

1学年8人。プールのレーン6個。

 

誰  が  泳  ぐ  の  か  な  ?

 

ほぼレーンを独占して水泳の授業をやるわけです。泳ぎっぱなし状態になります。体力がもたないです。 

 

2学年合同でやろうにも1レーン3人いればいい方。水泳部に入ればこんな感じかな、と思うぐらいにはスパルタな水泳の授業でした。

 

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小規模校あるあるその17:6年生の肩書きがえげつない

スポーツクラブ長

図書委員長

青団(縦割り班)団長

字別児童会副会長

うろ覚えですが、小学校6年生のときの管理人の肩書きです。6年生になると、学校の委員会やクラブなどの自治組織の長に全員がなります。

 

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同級生8人で学校の組織すべてを統括していたら、肩書きが意味分からなくなります。リーダーシップの有無など関係ない。人手不足(深刻)だ。

自分では役不足なんじゃないかとか関係ない。なんとかしろ。

 

・・・小規模校はブラック企業だったのです(錯乱)。

 

無駄に組織ばかり多くなるからみんながこんな感じになります。組織のおさとなるのも、もはや宿命です。

 

 

小規模校あるあるその18:場所取りという概念がない

昼休みに遊ぶ場所の場所取りをしたことがない小規模校出身者です。

 

取り合いなんかしないでも場所なんか無限にあります。

雨の日の体育館なら、ある程度できることは限られていますが、遊ぶのだって人数不足。飛び入り参加どんと来いなのだから、場所云々の前に一緒に遊びますよね。

 

ストーブの前がどうこういう下りもなく、花見の場所取りなんかもしたことなく。のんびり屋さんにはやさしい社会でした。 

 

 

小規模校あるあるその19:転校生でお祭り騒ぎ

「〇年生に転校生が来るってよ!!」

この言葉に学校が震撼します。

 

小規模校は転校していく生徒はいるものの、転校してくる生徒はほとんどいません。何もしなくても深刻な人数不足にも関わらず、さらに拍車をかける転校していきますのお知らせ。。寂しいものです。

 

そんな小規模校にも、何を血迷ったのか転校生が来ることがたまにあります。

どんなやつだ、男か、女か。きょうだいはいるのか、どこに住むのか。やいのやいのの騒ぎになります。転校生イベントは小規模、大規模関わらず、わくわくですね。

 

 

小規模校あるあるその20:新入生がゼロじゃなくてよかったと真面目に思う

管理人が小学生だった頃、一番人数の少ない学年が3人でした。

3人しかいねーよ、やべー、少ねー。と口ではいうわりに「3人でもいてよかった・・・」という安堵感をどこかに抱く小学生達でありました。難儀な小学生です。

 

 

小規模校あるあるその21:マラソン大会ではなく駅伝大会

小規模校でも毎年冬には長距離走の授業があります。

 

それに伴う行事としてありがちなのはマラソン大会ですね。ただし、びっくりするほどあっけなく終わってしまうので、我が母校では、縦割り班による駅伝大会が行われていました。

 

駅伝大会を実施する理由はマラソン大会だと滅茶苦茶呆気ないからだそうです。駅伝大会にする変わりに、距離を短くなるので異論はありませんでしたが。

全員で走ったところで3時間分の授業でおわります。3時間の授業のうち、走っている時間が5分程度なので、後は寒さとの戦いと化します。

 

 

小規模校あるあるその22:修学旅行のバスがミニマム

全校遠足だって大型バス1台で行ける小規模校です。

参加するのが1学年の修学旅行とか、バスって必要?っていうレベルです。いっそキャンピングカー借りようぜ。

 

鳥頭の世代はバスを選ぶことが出来ました。「みんなでどんちゃんしようぜ!」という移行から、定員20人未満のコの字型バスでした。中央のテーブルに持ち寄ったお菓子広げてぎゃーぎゃーはしゃぐという、こじんまり感満載の修学旅行でした。

 

 

小規模校あるあるその23:日直ヘビーローテーション

日直が恐ろしい頻度で回ってきます。当たり前です、人員不足ですから。

 

仕事が多ければまあ大変です。基本的に係活動もありますが、学級日誌書いたり、号令したり、諸々の雑務は日直の仕事。学年が変わる毎に、どんな係りが必要か、みたいな話し合いをしますが、係りの役割が少ないときって、だいたい日直が面倒な感じになります。 

 

 

小規模校あるあるその24:始業式・終業式で体育館は使わない

入学式、卒業式など来賓や保護者が来るイベントの際は体育館を使用する我が母校ですが、終業式や始業式といった児童と先生だけの行事は主に音楽室で執り行っていました。

 

何せ、寒いし。熱いし。そんなにでっかい空間を必要としないし。

 

音楽室だと、扇風機があったり、ホットカーペットが使えたりと快適なんですよね。予断ですが、ホットカーペット3枚あれば全校生徒のれます。広々はしていませんが、体育館の地べたより快適なことは間違いありません。

 

 

小規模校あるあるその25:廃校の知らせにも驚かない

こんなこじんまりした組織だからこそ、廃校の知らせに誰も驚きません。

「ああ、とうとうきたか」「よく今までもったな」という感想です。今の鳥頭がそうですね。在校している頃から廃校になるかも、という噂は定期的に流れていたし。 

 

遠くない未来に、この学校はなくなる。

誰しもわかっていたその未来がきた。それだけの話です。

 

ああ、でも。なんか。

 

自分の歴史をつくった場所が。

自分を自分をたらしめた場所が。

6年の時間を過ごした場所が。

なくなるっていうのは。

 

・・・・・・ちょっと寂しいな。 

 

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