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鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

なぜ休憩中の消防士にクレームをつけてしまうのか~公務員を羨ましがる心理を分析する~

ちょっと前に賑わった記事を今更言及してみる流行に乗れない鳥頭です。

消防士さんたちが消防車でうどん食べにいったらクレーム入れられたという内容の記事です。

 

news.livedoor.com

特に自分に害の被らないことなのに、いちいちツツキたがる輩ってなんなの?クレーマーって全員暇人なの?それ以外にやることないの?むしろそれが仕事なの?それとも一週間に5回クレーム言わないと死ぬ病気にでもかかってんの????

 

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この情報に関してみている感じ、世論的にも消防士側をフォローする立場の意見が多数あり、ほっとしている鳥頭であります。よかったわ、まともなこと言う人もちゃんといる。日本万歳。

 

そんな中、こんなツイートを発見しました。

なるほど、日本だけの風潮だったんですね。なんというか日本の幼稚さが垣間見えるツイートだと思います。中国人は~とか韓国人は~とか当てこすりまくりの日本人ですが、自国はどうなんだって話ですね。

 

 

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公務員は嫌われ者??公務員が嫌われる理由は、日本の歴史にあった

すべて体感の話になってしまいますが、日本人って基本的に公務員を嫌う風潮があります。これは日本人のDNAレベルに刻み込まれた価値観によるものです。遺伝子レベルで日本人は公務員を嫌っているということです。

 

それはなぜか。理由は国の歴史にあります。 

アメリカでは村の治安を維持するために、みんながお金を出し合い、保安官を雇いました。

一方日本では、お上がちゃんとした暮らしができるように、農民から金銭や農作物を搾取しました。

 

アメリカでは、自分達のためにお金を出す。日本では誰かの生活のためにお金を取り上げられる。同じ「税金」の概念ですが、バックグラウンドに大きな差があります。税金を治める立場として「提供している」のか「搾取されている」のか。認識上、公務員を見る目に違いがあることは仕方ないことだと思います。

 

誰しも奪われることを許容できるようには作られていません。公務員はその「許容できないこと」の上に生活を成り立たせている人のこと。農民、町民にあたる人が団結するのにいい的なんですよね。

 

そして、そんな歴史を辿ってきた今の日本で公務員として働く。。それは予想以上に過酷なことなのかもしれません。

 

公務員はなぜ嫌われるのか

 消防士だけでなく、いたるところで見聞きする「公務員叩き」。これにはある集団心理が関わっていると感じます。

 

※民間のスーパーのレジにいる店員がしゃべっていたり座っていたりしてもクレームは入るわけなんですけど。今回の件に関しては「公務員」というところも一つのポイントとなっていると思うので「公務員」に限定して話を進めていきます。

 

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公務員ってなんでそもそも嫌われるのか。

その理由は「クビになることがない」「倒産のリスクがない」「手当てがしっかりある」など様々です。

 

「ん?これが理由?いいことばっかりだぜ鳥頭よ。とうとう脳の味噌が煮えちまったのか?」そう思われる人もいるかもしれませんね。

いえいえ脳はとっくに味噌煮込みうどん化していますが、書いていることはあっています。公務員に与えられるメリットこそが公務員が嫌われる原因なのです。

 

これは言い換えると「自分は成果を出さないとクビになる」「会社が倒産する恐れがある」「手当てもカットされる可能性がある」。そんな現状の裏返しでもあります。つまりみんな「クビになることに怯えない職場で働きたい」「倒産に怯えなくていい状態で仕事をしたい」「手当てもしっかりほしい」と思っているにも関わらず、それが手に入らない状況に置かれているということ。

要は公務員が羨ましいんです。 

 

羨ましいからこそ、やっかみ僻みの感情に晒されてしまった結果、今回のような出来事が起こったわけです。消防士がどれだけ過酷な仕事かなんて実は関係なくて「安定・安心」という自身が得られなかったものを持つ人へのやっかみの感情がクレームを入れる行為に繋がったのだと思います。

 

この「羨ましい」という感情、実はすげー厄介なんですよね。今日はそんなお話です。

 

「羨ましい」は思考も行動も奪う感情

人を羨むってそもそもどういう状態かというと、自分と相手を比較して、自分になくて相手にあるものを見つけ出している状態をいいます。

 

それでもって相手に憧れている状態(要は「いいな~、すごいな~」で終わる状態)ではなく、「なんで自分にないんだ!ずるい!」というほの暗い感情がある状態こそ「人を羨む」状態と言えます。

 

比較することで、ネガティブな感情を燻らせているならば、それは「羨んでいる」ということです。

 

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この感情、何が厄介かというと、視野を狭くしてしまう性質があるんです。

 

公務員叩きする人は、公務員のいいところしか見ていないということになります。彼らがどんな労働環境で、どんな仕事をしているかなんてどうでもいいんです。すべては自分の中にあるイメージでを繋ぎ合わせてできる虚像。これだけの情報化社会に関わらず、羨望の感情は情報収集すら阻害させる感情です。

 

「羨ましい」

その言葉は決めつけです。相手の状況に対して推測し、勝手に「自分にはない、相手にある」と判断しているのです。この判断は実は相手へのものだけではなく、自分への決め付けでもあります。自分の思考や能力を現状に縛りつけるもの。そして相手のことも勝手に推測し、行動も阻害する。自分を停滞させてしまう感情です。

 

真実を知って思い込みから自由になるために自分を疑ってほしい

公務員って所謂「お役所仕事」として、業務の効率化が民間より遅いなど、新しいものを取り入れる仕組み作りが苦手な現状にあるようです。公務員の友人は「THE★古い組織みたいな感じ」とその組織形態を表現しました。

なんとなくイメージ通り。だからこそ、根の深い問題になるのではないかと予想している管理人です。

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ちょっと強引な理屈になりますが、この現状と先ほど書いた「羨ましい」という感情を絡めると、中身の伴わないクレームや擁護はこれからも続きそうだと感じます。その理由は上記の「羨ましい」という感情を死滅させることは至難の業だからです。

 

・・・というか歴史的な価値観を見ても、「公務員だってしんどいんだよ。わかってあげてね、労わってあげてね」で終了するならこんな簡単な話はないよな。高齢の世代を中心にそんなにすんなり変わってくれそうにないように思うし。「理解」ではなく「わかったふり」に留まるからこそ、さらに差別とか羨望は大きくなっていくのではないかと個人的には考えています。

 

少なくとも「消防士だって休憩時間は必要だ!」だけで終わる問題ではなく、日本人に宿る価値観が関わる問題がこういう形で露呈しただけ。同じ問題がまた形を変えて違う問題して取り上げられるんではないかと思っています。

 

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・・・ん?何がいいたいかわからん?・・・安心せい、鳥頭もわからん。

 

それでも「自分が抱える間違った価値観」を自覚し、それから開放されることが、その大きな問題の解決の糸口になるのではないかと考えています。

 

現状に対して偏った情報収集や思い込みは、人から視界を奪います。目の前で休憩している人に「羨ましい」という感情を抱いたところで、本当に自分が見ているのはその人自身なのでしょうか。

自分が見ているもの。自分が感じるもの。それが本当に真実なのかを疑い続けること。これが公平であるということなのかもしれません。

 

人を羨ましいと思ったら自分自身に問いただしてみてください。本当に「そう」なのか、と。この習慣がゆくゆく労働者を救う概念になるかもしれません。

 

 

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