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鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

東大生と結婚したい女子大生から思ったこと

滅多にテレビを見ない管理人ですが、昨日こんな番組を視聴しました。

 

さんまの東大方程式。ほんまでっかTVの週間予約にひっかかっていただけなので途中からの視聴ですがw

 

この番組で「東大生と結婚したい女子大生」のコーナーがありました。美女で東大生を釣って、あわよくばカップル成立を目指す!みたいな趣旨のコーナー。twitterでも炎上してたようですね。

 

↓ この動画の1時間56分後あたりの内容です。興味があればどうぞ。

www.youtube.com

 

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東大生と結婚したい理由は「賢い遺伝子」?!

コーナー冒頭で「東大生と結婚したい」という女子大生4人が紹介されます。全員が美女です。それぞれ今大学で何を学んでいるかや、何で東大生がいいと思うのかを説明します。以下その理由です。

 

  • 自分より頭のいい人がいい
  • チャラチャラしていない真面目な人がいい
  • 子供を医者にしたいから賢い人の遺伝子がほしい
  • 一つの分野を突き詰めた人がいい
  • ヒエラルキーのトップに立ちたい  

 

などなど。

 

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強かな肉食女子の叩かれる要素を前面に押し出して特集したVTR。コーナーの趣旨がそうだから「まあ炎上ぐらい当たり前だわな」という印象。その中で「あれ?」と思うところがあたったので今日はそのお話。 

 

「東大生の子供がほしい」その本音を推し量ってみる

以下、番組視聴者からの感想です。

東大生と絶対結婚したい肉食女子達に不快感を示す視聴者続出 さんまの東大方程式 -page2 | まとめまとめ

 

性格悪そう・・・

地雷っぽい・・・

 

そんなコメントも数多い。まあ上記の「東大生を選んだ理由」からして真っ当な反応。なんなの、ヒエラルキーってww

 

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肩書きをみて結婚相手を探すってのは普通にバッシングされる傾向のある考え方だしね。少なくとも1番目の女性(自分より賢い人がイイちゃん)と、3番目の女性(東大生は金メダルちゃん)に対してはそう管理人も思いました。

 

昔から3高という考え方はあったし、現に今も根強い考え方なのかもしれないが、彼女らはそれが顕著なのだろう。「自分より背が低い人とか無理!!」っていう人が自分以下の身長の人を吟味せず足切りしてしまうようなもの。ただし足切りでほとんどの男性が吟味の対象にすらならないことに「おまい何様?」と炎上しているだけで、世間一般の感覚が盛大に極端になっただけなようにも思う。実際2人に限っては興味本位な一面も見られた。

 

ただし2番目の女性(遺伝子ほしいちゃん)と4番目の女性(ヒエラルキーちゃん)はどうやら違う事情がありそう。

 

顕著だったのは遺伝子ほしいちゃん。番組をみて洗い出したプロフィールはこんな感じ。

  • 医者の娘
  • 医学部行きたかったけど、学力が足りず歯科学部へ
  • お金持ち
  • 東大生の遺伝子をもらって子供を医者にして経営している病院の跡を継いで欲しい

この時点で教育ママ一直線だな。クレヨンしんちゃんの風間くんのママみたいになるんじゃないかと容易に想像できる将来像。

 

 

自分の夢をこどもに課す親の心理

遺伝子ほしいちゃんのやばい感。それは多くの視聴者が感じたと思う。じゃあ一体何にやばいと感じたか。それは、遺伝子ほしいちゃんに「自分の将来の幸せ」を考えていないような態度ではないかと思う。

 

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「頭が足りなくて医学部行けなかった」

番組内で遺伝子ほしいちゃんが零した言葉だ。本人はずっと医学部を目指して勉強していた。しかし希望通りにいかなかった。番組では歯科医師を目指して勉強に励んでいると紹介されていたが、本人からして望んだ進路ではなかったのだろう。それがわかる一言だった。

 

管理人も行きたかった大学に落ちて、不本意な道に進むことになったクチだからその辺の気持ちは共有できる。合格して学校通い始めてしばらくは悔しさを噛み締めていなければならないほどだった。周りの人が純粋に言ってくれる「おめでとう」という言葉が受け止められなかった。そんな時期が数ヶ月あった。

それでもしばらく経てば忘れるものだ。悔しさを通り抜ければ「ああ、ここが自分の実力だったんだな」と腑に落ちていずれ今の生活を楽しむようになる。人間ってそういう風にできている。

 

だからこそ、子供にまでその悔しさを波及させる精神が理解できない。本来ならば自分が跡を継ぐはずだった病院。だからこそ幼い頃からそれを目指して勉強してきた自負が彼女にはあるだろう。鳥頭と比べられないくらい悔しさも鮮烈だったと思う。

 

しかし「だから賢い子供がほしい」という結論はぶっ飛んでる。

 

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病院の経営がどういうものかは知らないが、医師にならなくてもできることはあるはずだ。医師と経営者が別の病院もあるし(ドラマ知識)、実際歯科医師になるための勉強はすでに始まっているわけだ。できることはたくさんある。

 

だから、子供にまで自分の夢を課そうとする理由がわからない。

 

そして東大生と結婚したいと語る彼女には、相手方の幸せはもちろん、自分の幸せをも顧みないような。気味が悪いほど真っ直ぐな目をしていた。

 

自分の無価値感が「お金」「血筋」への執着に

遺伝子ほしいちゃんの悔しさの原因は、おそらく「実家が病院」というプロフィールだろう。

 

鳥頭の実家も自営業で、専門性の高い分野の仕事をしている父がいる。しかし自分を含めきょうだい共々誰も跡を継ぐために専門学校にいくという選択肢は取らなかったため、父の夢は一代で終わる。

親が継いで欲しい空気を出さなかったため(単に察することができなかったかもしれないけど)自分もきょうだいも伸び伸び育った。故に病院を継ぐという重圧がどの程度のものなのか推し量ることは出来ない。

 

しかし長年勉強に励んできたであろう経歴や、テレビに露出するという行動力から察するに「病院を継いで医師になる」ことは彼女にとって、夢ではなく義務だったのだろうと思う。

 

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しかし、努力はしたのにも関わらず不合格の通知。

絶望に暮れる彼女に周囲の人はどんな言葉をかけたのか。それはわからない。

 

けれど彼女はこうして今も「義務」に囚われている。自分がよしとする未来ではなく、病院の経営がよしとする未来のために、彼女は子供を望む。

 

さらに彼女は番組でとある東大生から「あなた達は僕ら(東大生)にどういうものを望んでいるかはわかったけど、あなた達は僕らに何が提供できるの?」という「就活かよ!」とツッコミが入れられそうな質問をされたとき、こう答えた。

 

「お金ならあります」

 

実家が病院だから、贅沢はさせてあげられる。彼女はそういった。この段階で悲しかった。

彼女は今の自分自身に価値があると思っていないのだ。

 

夢に敗れた。努力したけど届かなかった。その後どんな葛藤があったかは知らない。けれど現段階で彼女は自分ではなく、子供に価値を求めるほどに、自分の価値を見出せないでいる。そのことに心が冷たくなった。

 

先ほど「医師がだめなら経営者になればいいのにね」とまりーなんとかねっとのような発言を噛ましたが、それができないのだとようやく理解した。彼女の中で、彼女が主役の人生は終わっているのだ。

 

彼女は、今の自分を撒き餌のように扱っている。

若さと美貌が唯一の価値のように。病院が存続されることこそ自分の望みだというように。

 

彼女鳥頭は2つしか変わらないのだが、この世代の人間が自然に身につけられる価値観ではない。むしろ家柄や土地の存続に対して全く何とも思わない世代であるといえる。

故に彼女がここまで病院のことを考えることは、他者からの刷り込みによるものだと察する。

 

遺伝に頼るのは、自分では解決策が見出せないから

心理学を専攻している妹がこの間言っていた。「性格の大半は生まれてから形成される」と。日常の小さな経験や言葉を吸収して人間はなるようになっていくのだと。

 

そうであるならば、彼女の肉食系ともいえる姿勢も、自分の価値を「家の財産」と混合してしまうのも、必然だったのだろう。今はあの番組内での発言を拾って憶測で書いていることが多いから、間違っていることも多いかもしれない。それでも彼女は必然的に「東大生の遺伝子がほしい」と思うようになった。

 

これはヒエラルキーちゃんも同じこと。彼女のプロフィールは明らかになっていないが、彼女の自己紹介で繰り返されていた「ヒエラルキーのトップに立ちたい」。その言葉にもヒエラルキーちゃんの経験が蓄積されている。

 

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人は自分に力が足りないとき、他者にそれを求める。

 

仕事していてわからないことがあれば先輩に聞くし、野球がうまくなりたい少年はコーチに指導を願うし、欲しい物が自分で買えない額ならば親に頭を下げる。誰もが他者に頼って頼られて生活している。

自分ではどうにもできないことになればなるほど、他者に力を求める。

 

彼女らは、それを遺伝に求めるのだ。

自分ではどうにもできない問題だと、自分を諦めている。「遺伝」という不確実なものに頼りたいと思うほどに彼女らが蓄積し、形成してきた価値観は歪んでいる。

 

鳥頭の本音としては「こんなになるまでどうして放っておいたんだ!!」である。もはや彼女らに詰め寄ることはできないと感じた。少なくとも管理人が歪んでいると感じたその価値観。それを周りの人も気付く機会があっただろうに、それを「なんか歪なのかもしれない」と気付く経験が彼女らには蓄積されていなかったのだ。

 

ヒエラルキーちゃんなんか、「なんでヒエラルキーのトップに立ちたいの?」という質問を誰もしなかったから、その思考に辿りついた経緯がさっぱりわからない。遺伝子ほしいちゃんよりこちらのほうが不気味だった。 

 

そして、なぜか悲しかった。 

 

 

視聴者それぞれに思うところもあると思うので「ふーん」こういう考えもあるのね。というノリでお願いします。ここに書いてあることは番組内から考えたことばかりなので憶測が多く入っています。出演者の方々のご迷惑にならないようお願いします。

 

 ↓ この動画の1時間56分後あたりの内容です。興味があればどうぞ。

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