鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

やってもやっても結果が出ず、心が折れそうになってる人へ

 

簿記しんどいシリーズ第二段。

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今回は結果に追い詰められてしんどい。という状態である。これに関しても試験日当日までみんなが持っていく不安であるため、万能薬のような解決方法はない。

今回焦点を当てるのは、なんで結果が出ないのか。全然点数が伸びないという簿記(に関わらず他の試験でも)受験者の心をへし折っていく現象に関して原因と対策について考えていく。

 

まずは結果が出る出ないをわける前提条件から。

 

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問題が解けるレベルに達していない~「わかる」と「できる」は違う~

「わかる」と「できる」の水準は違う。

懇切丁寧に教わったことでも、実際に自分でやってみるとできないことは誰しもあることだろう。それは「できる」ことと「わかる」ことの違いによるものだ。

 

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「わかる」とは

「わかる」とは何か。これは相手が言ったことの意味や話の内容が把握できるということ。管理人はメイドインジャパンなので日本語での会話はだいたいわかる。・・・うん、たまにわからないこともある。

ただし、英語で話されると会話が始まった瞬間「あでぃおす」とさわやかに走り抜けていく程度のとんでもリアクションをとってしまう。これが「わからない」ということ。別に外国語じゃなくても、「こいつ一体何言ってんだ」と思ってしまうならばそれは「わかる」水準には達していない。コミュニケーションがとれているかに近い最小限のところが「わかる」のラインだと思う。

 

「できる」とは

一方「できる」とは、実際に教わった方法をそのまま模倣できる能力があるということだ。これに関してはオリジナル要素は必要ない。相手が書いた線の上をえんぴつでなぞるようなもの。「単になぞるだけに技能なんていらないでしょw」教える側の意図としてはこんな感じだろう。しかし、利き手と逆の手で必ずしも同じことができないように、これは技能の問題が大きい。

 

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よく「言われたとおりにやってっていってるのになんでできないの」と部下なり、子供なりにいってしまう人がいるけど、伝える側の言い分であり、相手が「わかった」といったことが「できる」と考えているなら、これは間違い。

 

模倣する側は模倣される側の人を真似しようとするところをスタート地点として考えている。しかしそれを模倣できる能力がなく、やりかたを変えて結果だけを合わせようという方向にシフトしたり、現状の能力でなんとか同じ過程を踏んで、同じ結果にしようと試みて違うものが出来上がる。

 

簿記においても結果がでないのは、この条件の落とし穴にはまっていることが考えられる。どういうことか順番に見ていこう。

 

「わかっている」けど「できない」場合

 もし、点数が上がらないようならば「わかる」と言う状態から「できる」という状態にシフトしきれていないのだと考えられる。実はこれは問題を解く技能がまだ身についていないだけの状態なので、これに関して言えば数をこなすだけで点数は次第に伸びてくる。断言する。

 

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Q、蕎麦を打つコツは、生地を厚さを均一に伸ばし、綺麗にたたみ、幅を揃えてリズミカルに切ること。よっし、今の説明でわかったな!じゃあできるよな!

A、むりぽ。

 

Q、じゃあ蕎麦を打つために新たなレクチャーが必要なのかな?もう一回説明しようか??

A、それよりも練習したほうが早く身につくのでは?? 

 

「わかる」ラインに達した人はひたすらあとは経験値が必要だ。結局の問題、技能をつけることで一番有効なのが、数をこなすことである。安心して精進してくれたまへ。はっはっは。

 

 

  

「わかっていなくて」「できない」場合

  ある程度の数をこなしても「できる」にシフトしていかないならば、「わかる」という状態にも達していない可能性がある。問題を解いていて、「なんか知らんけど解けたw」という問題が多ければ該当する可能性があるかも。

 

もし、 少しだけ時間があるならばこのブログから勉強してはどう・・かな・・?(照)一応このブログの趣旨は「どんな無知識あんぽんたんでも半年かつ独学で簿記2級に合格できる」ことをコンセプトに書いているので「わかる」の部分を大事に書いているつもり、です。

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ちょっとだけ休んでみる~真面目な人が陥る罠~

ん? 上記のことを試しても結果が出ない?ふむふむなるほど。

数もこなせて、ちゃんと理解できてもいる。それでもなぜか数字に成果が現れない。これは裏を返せば、数もこなせる努力をし、さらに理解もできる頭のよさもあるということになる。これだけのことをやった。その上でだめとなると、現状、それだけのことをやったと自負しているあなたがとても真面目ということだけはわかった。もしかしたらあなたは簿記だけでなく、ほかの勉強や、部活なんかでも「やってもやってもうまくいかない」という状態によく嵌ってしまう人ではないだろうか。

 

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真面目というのは「気が強い」とか「無愛想」とかと同じように性格的な位置づけのものである。性格と言うことは、長所も短所もついてくる解釈次第でどうにでもとれること。真面目だからいいとか、だめとかそういう話ではない。どの性格も分析し、短所に振り回されないようにコントロールしてやることが自分との人間関係をよくしていくコツだ。そういうわけで、特に真面目な人が陥りがちな勉強の落とし穴に触れながら対処法を提示してみようと思う。

 

ずばり努力の方向性が間違っていることが多い。真面目であることの長所はいうまでもなく、一つのことを突き詰められることとか、忍耐力があることだとか多彩である。一方の短所というのは実はひとつ、視野が狭くなりがちだということ。

よくも悪くも真っ直ぐな線を書くように生きることができる真面目な人は、自分のやるべきことを常に考えて行動できる分、柔軟性に欠ける。簿記の勉強も「これだけやろう、そしたら合格点までいけるだろう」という核心を自分の中に持ち、決めた道をわき目振らずに真っ直ぐに進む。その姿勢でしか得られないものはきっと多い。

 

ただし、その道が行き止まりになっていることや、全く意図しない出口に出てしまうことはやはりある。真面目以外の性格の人が同じ道歩いていたとすれば、きょろきょろした際この先行き止まりの看板が目に入ったり、なんか方向が違う気がすると感じたりで早い段階で引き返すことができる。

真面目な人は、脇見をしない。気が付かないまま歩き続ける。これこそ「やってもやってもうまくいかない」という状態。

 

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そんなとき何をしたらいいか。それは「真面目な自分」と距離をおくことである。

具体的に言うと三日間くらい簿記の勉強を休んでみてほしい。

 

「こいつ正気か?」そう思った人は試験三日前とかでなければ真面目な人なので特に休んでください。というか試験三日前に結果が出ませんという悩みはちょっと絶望的なのでその辺はちょっと助言を改めさせてくだしあ(逃)

 

短期間で合格したいんで、ちょっと休むと後に響くんだけど・・・そう思った人も真面目な人でしょう。その点に関しては安心してください。管理人は丸ごと一ヶ月自分探しのたびに出てました(遠い目)

 

休むことによって「真面目な自分」と距離を置くことができる。距離ができたことにより客観視ができるようになる。真面目な人はこの状態ではじめて「この方向に自分の目的地はあるのかな」という疑問を持つことができる。そのときに抱いた感想が答えだ。このままで問題ないと思うか、なんか違うと思うか。がんばっている自分を応援したいと思うか、冷ややかな目で眺めてしまうか。

もし、自分を冷めた眼差しで見てしまったり、なんか違うという違和感を抱いたりするならば、じゃあどうしたらいいかというのを評論家のようにえらそうに(問題発言)語って見てほしい。そこで出た答えを実行していくことがドツボにはまったところから脱出する手掛かりになる。

 

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