鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

不法残留問題から考える自分をうまく操縦する方法

 

なんとなく目が留まったニュース。

 

 www.fnn-news.com

技能実習生の中国人らを不法残留者と知りながら働かせた疑いで、茨城県の会社社長の女が、警視庁に逮捕された。

茨城・つくば市の人材派遣会社社長・岡野美佳容疑者(38)は、2014年8月以降、元技能実習生で、不法残留していた中国人など3人を雇い、食品加工会社で働かせた出入国管理法違反の疑いが持たれている。

岡野容疑者は、3人を自分のアパートに住まわせ、給料の3割を天引きしていたという。

警視庁は、岡野容疑者が、3年半で、およそ300人を派遣し、6,600万円ほどの利益を得ていたとみて調べている。

 

 

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出入国管理法違反ってなーに

 

法律のことはよくわからんが、今回引っかかったのは 出入国管理法というやつらしい。「中国人」「韓国人」とかの単語に目くじら立ててむきーっまたかお前らはっ!!というタイプではないのでこのニュースに関して現状「ふーん」としか思わないけども。

 

なんか知らんけど好奇心が疼いたので、ちょっとkwsk調べてみた。

 

まず、不法滞在というのは外国人が出入国管理法に違反した形で滞在していること。もともとあなたはこれだけの期間は国籍移さずいてもいいよという許可されている期間があるらしい。これをオーバーしてしまい、かつ雇い主がそれを知っていたからこそ今回の事件に発展してしまったと言うわけだな。

 

海外旅行は小学生の頃行っただけに留まっているため、出入国どころかパスポートがどーのこーのという書類のこととかもニブチン(死語)なので今回は「へーこんなにしっかり管理されてんのねー」と思った。正直グローバルだとかインターナショナルだとかそんな言葉が飛び交い始めて久しいので、ぶっちゃけそんなもんなくなっているかすごく簡略化されているんじゃないかと思ってた。

 

 

暴走しないために必要なこと~進む経済と止める法律~

 

数年前に人生初の就職活動を行ったことが脳裏をよぎる。「地域密着」と言わない企業が相当確立で説明に挟んでいた言葉が「グローバル化」である。人材も食品も、機械も農業もすべてグローバルに。これからの時代はどんどん国境がなくなっていくのだと当時誰かが言っていた。

 

経済のグローバル化はとまらない。世界はどんどん小さくなっていき、それに合わせて経済は縮小する。インターネット普及により、個の力が大きな影響を与える世の中になっていくのだと。 名前も顔も思い出せない誰かは言っていた。

 

経済界は流れるべき方向に進む。水が低きところに流れるように。流れ始めた水が簡単にはせき止められないように。

 

人が行動する理由が「経済」で、それに歯止めをかける数少ないやり方が「法律」だと思う。稼げればなんでもいいのではなく、合法の手段で、しかるべき方法で稼いでこそだという倫理を人に与えるもの。それが「法律」。

例えるならアクセルが経済で、ブレーキが法律。アクセル(経済)ばかりを踏みっぱなしでは、やりたい放題になるが、ブレーキ(法律)ばっかり効かせすぎても経済は発展しない。

 

経済的な豊かさを求めすぎると、治安が廃れる。安全ばかり求めすぎても、自由がなくなり、経済が死ぬ。何かを求めるということは、それ一辺倒でなく、対抗する何かも同時に使ってやらなければいけないのかもしれない。

話したい人ほど聞く努力をする。行動する人ほどしっかり休む。遊びたい人ほど学び続ける。アクセルとブレーキを使うことが暴走しないためのコツなのかな。

 

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このニュースについてぼんやり考えていたら、着地点が相当意味不明な方向に飛んでいった。そんな一日。おまいら自分の思考の暴走は自分で止めような。