【鳥頭な管理人のためのあらすじ】
そもそもの目的は「集中力を上げて仕事のミスを減らす」ことだった。そのために「ゾーン」に入る方法を模索したが、結局「ゾーン」てのが何かわかっていないことに気がついたため、三冊程度読書と洒落込んだ。えっちらおっちら学ぶうちに「フロー」というさらによくわからん単語が出てきたので先にそっちを理解していくことにした。
これはちゃんと振り返らねば「集中力でミスを防ぐ」という根本の行動理由を忘れてしまう(確信)
ちまちま今の自分の知識と現在地ってのを確認しておかないとすぐ迷子だな。
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『第二の脳のつくり方』より学ぶフロー理論。
フロー理論とは、心理学者チクセントミハイ教授によって提唱された理論。「揺らがずとらわれず」な心の状態にアプローチし、無我夢中で楽しい状態にすることで高いパフォーマンスを引き出す。いつくるかわからないゾーンとは違い、自分の意志で引き起こすことができる。応用スポーツ心理学などから注目され、実践に移されているらしい。
この本を読んで、「揺らがず」と「とらわれず」の違いであったり、楽しい状態がフローを起こすのか、楽しいからフローになるのかどっち?だとか細かい部分が正直よくわからなかったけど、その辺は目を瞑って、なるほどなと思ったことをぽちぽち書いていく。
自分の「楽しい」に従う
フローとは、内発的動機に動かされた状態。
たとえば雨が降っているからテンション上がらないわ~というのは外部の出来事に「揺らぎとらわれてしまっている」状態らしい。
フロー状態とは「揺らぎとらわれ状態」と相対する、言わば自発的にやっている感。
「やっべえめっちゃ楽しいもっとやらせろ」っていう状態。やる理由が「やらなきゃ怒られるから」という強制的な理由でもなく「暇だったし」という時間的な理由でもなく「勝ちたいから」という結果を求めるものでもない。
「これをやりたいからやる」という心の状態だからやる。自分の意志が唯一の理由、というのがフロー状態の特徴らしい。
ポジティブ思考とは似て非なる
フロー化によって引き起こされる状態は、端から見ればポジティブシンキングを実践している状態と同じように見える。
しかし、それら二つには相違がある。ポジティブシンキングはポジティブな認知をすることであり、フローは外部の出来事に心が影響を受けないことが条件付いている理論である。
ポジティブシンキングの否定はしないけど、認知を使ってネガティブをポジティブに切り替えていくと心を無視している形になるのでどこかで無理してる感がでてくるよ。認知で嫌いなものを認知で好きなものに変えるということは結構難しいよ。それよりも「何事にも意味はついていない」と理解して心を先にフロー化させてしまえば認知を変えなくても、結果的にポジティブにいつの間にかなっているよ。ということらしい。
この考え方は結構好き。
管理人もポジティブかネガティブか、考え方は二種類に分類できると勝手に思い込んでいた。その狭間でネガティブ側の人間として「ポジティブになれよべいべー」なんて何度も言われてきたけど、「うっせー!思ってしまうもんは仕方ないだろ!勝手に思わせろい!」で突っぱねてきた人間である。そもそもポジティブは自分に言い聞かせるものであって、人から言われるもんじゃないと思ってる。マツコDXの発言に対していちいち「ほんまそれ」と頷くタイプ。
自分をどちらかに分類するならネガティブで、派閥を作るなら「ネガティブ根絶派に反旗を翻す派閥」ぐらいの位置(迷子)にいると思う。
けれど「認知しない」という選択肢もあるのだ。ポジティブでもネガティブでもない、第三の分類としてのフロー。
コップに半分の水が入っていたとして
ネガティブな場合「半分しかない」
ポジティブな場合「半分もある」
フローな場合「・・・で?」
ってな感じかな。
コップに半分水が入ってることに対して、それ以上にもそれ以下にも反応を示さない。だから何?な状態がフロー。これがもともとあるべき心理状態な気がしてきた。
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