鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

仕事のミスを脳科学で減らす方法~『図解 すごい集中力』読んでみた~

 

前回、「ルーティンつくってゾーンに入るぞ計画(インスタント命名)」における現在の課題を洗い出してみた。そんでもって「結局集中とかゾーンとかが何なのかわかってないから進まないんだよな」という何度目かであり、今更感溢れる結論に達し、さらに一冊の本に手を伸ばすのだった。

 

  

今回の書籍は「図解 すごい集中力(著:児玉光雄先生)」です。

 

構成について

 大きく分けて4章。全199ページ。

 

章ごとのタイトルはこんな感じ。

 

第一章:勝負どころで結果を出せる秘密は「集中力」

第二章:メンタルを変えて集中力を上げる

第三章:どうすれば集中力を鍛えられるのか

第四章:すぐできる!集中力アップトレーニング

 

 各章にそれぞれ15個程度の小題にわかれている。小題の中身はそれぞれ4P程度。内容が明確に区切られていたり、文章を図式で説明してくれていたりと、とてもわかりやすくまとまっていた。

 

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読破までの時間

 一日半。当初の予定より早く読めた。ざくざく読み進められる内容。 

 

 

視線だけで集中力は上げられる?!集中力をコントロールするのは簡単だった

 上記の通り、とても全体的にわかりやすい工夫がされている本。内容が区切られおり、短くまとまっていたのも読みやすいポイントなん、だ、ろう・・・な(このブログが超絶読みにくい理由に察しがつく)

 

特徴として、石川遼イチローといった一流の舞台で結果を残せるアスリート達のコメントに焦点を当てている。彼らがその華々しい結果の裏で考えていたことや、当時のコメントを「集中」という視点からみていくことで結果を出せる人を分析している。

 

 彼らの脳で起こっていること、または意識している点を明らかにして、同じような脳にするためにどういうことをしていけばいいか、というような具体的な内容が書かれている。

 

 たとえばこんな感じ。

本書より引用集中力と深い関係性のある人間の身体動作があります。それはものを見ることです。集中力が低下しているときには、視線があちらこちらと不安定に動くことが心理学の実権で証明されています。精神の状態に体が反応して起きる作用です。(中略)視線を定めることができれば集中力は高まります。

 

明日から、とかではなく今すぐにでもできる集中力を高められる方法。これは石川遼選手もやっていることだとか。

  

管理人には最初から集中力未実装だと思っているため、集中力というものをすごく遠いものと捉えていた節がある。

集中できるときはできる(ような気がするだけかもしれんが)できないときにはできない(通常運転な気がするが)といった人知を超えたものと心のどっかで考えており、思い通りにするのは骨が折れるといった思い込みがあった(今もある)。

 

けれど、視線を固定する、体の動きを変えることによって集中状態は生じるものだという。さらに本書では、本番に向けて準備を整えておくことと、それを心がける日常の大切さが書かれており、気付かせられることが多かった。 

 

集中力という観点以外にも、自分の能力に対して、満足な結果が得られていないと感じる人や、伸び悩みを感じている人に一度手にとってもらいたい書籍でした。

 

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bokibokirunrun.hatenablog.com

 

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