鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

『ゾーンに入る技術』読んでみた~仕事のミスを脳科学で減らす方法~

 

 

前回、もうちょいちゃんと自分のゴール地点を見極めようぜということで、『ゾーンに入る技術(著:辻秀一先生』をポチってみた。

 

 

 

 

bokibokirunrun.hatenablog.com

 

何度みても主題がタイムリー過ぎる。 一面のピンクの表紙に圧倒されながらもゆっくり読み進め、この度晴れて読破。おめでとう俺氏。ありがとう筆者様。

 

ということで不慣れで危なっかしさ満載のレビュー回はじまるやで深呼吸したか野郎共。引き返すなら今のうちだ!(※ただのレビューである)

 

 

構成について

 大きく分けて5章。全209ページ。

 

章ごとのタイトルはこんな感じ。

 

第一章:圧倒的な結果は集中力で決まる。

第二章:「ソーン」はいつやってくるのか。

第三章:集中脳をつくるバイブレイン。

第四章:一流の人の集中の習慣。

第五章:常に最高のパフォーマンスを実現する脳の作り方。

 

章で区切られてはいるけれど、内容に関してはひと続きな感じ。

1,2,3,4章で「ゾーンに入る脳の状態」を解説して、5章でその脳の状態にするための手段が書いてあった。

うっかり期間をあけてしまうと内容が飛んでわからなくなりそうだ。

 

 

読破までの期間

1週間程。

意外と進まなかった。個人的にはもうちょっと早く読めると思ってたかな。

 

 

集中してぼーっとする?!集中状態とはすべてを高い質で行える精神状態のこと

正直、難易度は高かったと思う。

「フロー状態」「ノンフロー状態」「バイブレイン」「カイロスタイム」といった脳科学の用語がばんばん出てくる。逐一説明はされるんだけど、すんなり理解できるものでもなかったことや、少し文章にも癖があったことも加味すると、あまり初心者向けではないかな。という感想。

 

少し知識がある状態で挑めば感想も変わってくると思う。脳科学に興味があってちょっと前から独学で勉強してたよ、っていう人の感想を聞いてみたいななんて。

 

スポンサーリンク

 

 

 

一方で興味深い内容も多かった。

 

本書より抜粋

例えば、ぼーっとするパフォーマンスにもその裏側にあるセルフイメージやセルフコントロールといった心の状態が存在し、そのパフォーマンスの質を規定しているのである。

ボーっとするというパフォーマンスにもフローかノンフロー、あるいは集中か集中していない状態というのがあるのである。

 

「集中状態」の対義語が「ぼーっとしている状態」だと考えていたので、この言葉は目から鱗だった。

 

ここでいう「フロー」というのは集中している脳の状態のことを指しているんだけど、この言葉通り捉えると、「集中状態」とは行っているすべてのことが高い質でできている状態のことなのかなと思った。

 

 

だとしたら「集中力のある人」っていうのは「ぼーっとしている状態」も「寝ている状態」もすべて高い質で行えている、ということなのか。

 

 

なにそれめっちゃすごい。

 

 

その脳俺氏のと代えてくれ!ってわけにもいかないので、自分の脳は自分でコントロールしてその状態にしていくしかないのな。

 

 

とても勉強になることがいっぱい書かれていたけれど、管理人の脳ではすべてを理解することは難しかったので、もうちょっと脳科学について知識を深めてから再挑戦してみたい。そう思わせてくれる本でした。

 

内容はぎっしり詰まっているので、一冊の本をゆっくりじっくり読みたい人にお勧め。

 

スポンサーリンク

 

 

購入サイトはこちらから。

 

 

 

前 

 

あわせて読みたい記事

www.abaretoriatama.com