鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

「仕分け」について考えてみた

 

 

何故か急に簿記の勉強意欲が湧いてきた管理人。

タイムスケジュールは「思い立ったが吉日」を体現する衝動野郎は早速本屋さんまでテキストを買いに行き、嬉々として卓袱台に広げました。

 

10分後。

 

管理人「お、……おん?????」

 

簿記三級のテキスト数ページ目でのこと。

案の定である。

 

 

 

 

 

 

管理人がまず引っかかったポイントは「仕分け」について。

 

テキスト先生曰く

「起きた出来事(取引)を簿記の五大要素(資産、費用、負債、資本金、収益)に分類して記録すること」

 

管理人「?????」

 

 

 

分類して記録とはどういうことかいな。いまいちすっきりわかんないな。

 

 

意味はわかるが理解できない類のお話だったので、考えるのは速攻であきらめて

グーグル先生に聞いてみた。

 

 

 

 

グーグル先生曰く「【仕訳】 

簿記上の取引を借方(かりかた)・貸方(かしかた)に分け、それぞれに適当な勘定科目を定めて、ふるい分けること。」
 
 
 
 
管理人「??????……か、りかた?かんじょう?かもく????」
 
 
 
 
 
雲行きが怪しくなったところで他にも検索してみましたが、もっとわからない単語が出てきます。そいつを調べてみるとさらに知らない単語が登場します。さらに調べます。それを何回か繰り返します。これあかんやつ。桃栗3年どころじゃねーやと我に返ります。
 
 
「仕訳とは、簿記の記入方法ですよ。カシカタはどこそこにカリカタはあれこれで(略」
 
管理人「まって(ハート)」
 
「書き方は対になる取引を左右に並べて書くやで、ちなみに右にくるのは(略」
 
管理人「まって(ハート)」
 
「じゃあ例題いってみよう!」
 
管理人「まって(ハート)」
 
 
そんな茶番を繰り返した後、
案外仕訳そのもののについてきっちり教えてくれるトコって案外なかったことに気付く。
 
ここで躓く人間がいることを想定していないこの世は鬼まみれですなと意味のわからない感想を抱きつつ
なら考えるしかねーな!と突如出てきた鳴かせて見せようホトトギス的テンションで「仕訳」について考えてみた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

まず「仕訳」という単語について。

 

「しわけ」という単語は

「仕分け」と「仕訳」の二種に分類されるようだ。

 

し‐わけ【仕分(け)/仕訳】
物事を区別して行うこと。行い分けること

 

この2つの言葉は同じ意味を表すらしい。大体の辞書で一緒くたにされてたし(管理人調べ)

ただ、使い分けについて「仕訳」は簿記の専門用語となる。

 

 

なぜ簿記の専門用語は「仕訳」という単語を使うのか。

使用されている「訳」という漢字に着目して考えてみる。

 

 

「訳」という漢字には、あ事象を別の言語に置き換える、という意味があるらしい。

熟語として「翻訳/通訳/意訳/和訳」なんかが出てくるよね。

 

算数でいう「イコール」の意味を持つ漢字。

 

1+1=2

右辺と左辺は形は違うけど同じものを表している。実は仕訳ってこれとよく似てる。

 

 

 

「仕訳」を理解するのにこの「訳」という漢字、結構重要。 

 

結論いうと、「仕訳」とは

1つの取引を二つの視点から見て違う言葉に置き換えること。

抽象的な表現になるけど、管理人はこう理解しました。

 

 

たとえば、店で100円のりんごを買った場合。

100円(現金)は財布から出て行くけれども

100円と同価値のりんご(商品)が手に入る。

 

出て行ったものと、手に入れたものを対の関係として

まとめておこうね、というのが仕訳の意義。

仕訳の問題って算数の式を作るようなもんなんだなという理解で大丈夫。かも。

 

 

 

なんで簿記って豆大福がいちいち登場すんのか疑問な管理人のまとめ。

 

仕訳とは

☆1つの取引を二つの視点から見て違う言葉に置き換えること。

☆出て行ったものと、手に入れたものを対の関係としてまとめること。

 

 

追記:後編記事できました。

 

 

bokibokirunrun.hatenablog.com

 

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